どうもヨシローです。
とある日、Googleアナリティクス(以下GA)を眺めていたら、普段全くアクセスのない(涙)ツイッター経由の流入が極端に増えた日があることに気づきました。
一瞬だけバズっとる!
普段ツイッターからの流入なんて0の日がほとんどですが、この日だけは54ものセッション数がありました。
これは誰か心優しいツイッタラーが紹介してくれたに違いない!お礼参りしたい!ということで元ツイートを探ってやろうと思い立ちました。
もしアイコンがかわいい女の子ならメッセージを送ってあわよくばになりたい、なんて一瞬思ってて気づいたんですが傍から見ればこういうをネットストーカーって言うんですよね。気を付けましょう。
目次
アナリティクスでは元ツイートまでは探れない
いきなり結論書いてしまいましたが、アナリティクスでは元ツイート(リンク元)までは辿れません。なんてことだ。。
確認できるのは「どのSNSからの流入か」と「どのページが見られたか(リンクURL)」だけです。そこまでならわかります。
どのSNSからの流入かを特定する
冒頭のGA画面は「集客>ソーシャル>参照元ソーシャルネットワーク」で見れますが、その下の所でどのSNSからアクセスがあったかを確認できます。
まぁ大体Twitter、Facebook、Youtubeあたりが主流だと思います。ちなみにLINEもSNSなので設定すれば表示されるそうですがめんどいのでやってません(どうせ無いし)
ちなみにオレンジグラフですべてのセッション数も同時に確認できますので、総アクセスのうちSNSからのアクセスがどの程度かはこの画面で確認できます。まぁ自分はほぼ0なので普段は全然見ないんですけどね。
どのページがツイートされたか特定する
今回ツイッターからなので上記から「Twitter」をクリックすると、共有された(リンクされた)URLが表示されます。
これでどの記事がアクセスされたかを特定できます。どうやらバズったのはSteamアカウントがハッキングされた時に書いた記事みたいですね。怒りに任せて書いた記事でしたが確かにそこそこ紹介されやすい記事ではあったと思います。
誘導元のリンクURLを確認する
上の記事URL部分をクリックすると、次はツイート元からどういったリンクURLで共有されたかを確認出来ます。
なにやらよくわからないURLになってますが、「t.co」から始まっているこのURLはツイッターの短縮URLです。試しに頭に「http://」を付けて飛べば該当記事に飛びます。
ツイッターでリンク踏む時にURL欄を見てれば一瞬この「t.co」が表示されるのが確認できるように、ツイッターのリンクはすべてこの「t.co」を一旦経由するようになってます。昔のプロ串みたいなもんですね。
Googleアナリティクスでわかるのはここまで
さて、次にこのURL部分をクリックすれば参照元が・・と思いきや
_人人人人人人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
そうですここまでしかわかりません。
誰が。。一体誰がツイートしたんだよ!勝手にリンク張りやがって無断リンクじゃねーのかオイ!絶対探し出してダイオウグソクムシの画像送りつけてやる!
何故参照元がわからないのか?
何故参照元を辿れなくしてるかはすぐ上の書き込みを見れば大体わかりますが、、参照元を辿って個人が特定されることを防ぐため、です。
自分は純粋に誰が紹介してくれたか知りたいだけなので(たぶん)問題は無いと思いますが、個人間のネットストーカー問題っていうよりどっちかっていうと企業からの個人への不当なアプローチを防ぐためだと思われます。
ツイッターは不利益を与える活動からユーザーを守っている
例えばGAで参照元ユーザーが特定できちゃったとしたら、仮に自分が悪徳エロサイト運営者なら、サイトにアクセスした全員のツイッターに「おい!お前『OLのたまらないタイトスカート画像50選』ってページ見ただろオイ!閲覧料10万払え!」ってメッセージを送りつけますね。いやもちろんそんなサイトやってないですけど。仮にね。
まぁそこまで行かなくとも例えばどっかのECサイトでちらっと服見ただけなのに、いきなり「服をお探しですか?こういうのどうでしょう?」みたいなメッセージきたら怖いですよね。興味本位でどっかの怪しい宗教団体調べてたらツイッター辿って個人特定されるなんて恐れもあります。
そういうことを防ぐためにGAでは参照元情報は収集できないようになってますし、ツイッターではすべてのリンクには「t.co」というドメインを経由しないとアクセスできないような仕組みを構築しています。
「t.co」で検索すると下記のようなページがでてきます。
ここに書かれてあるようにツイッターからのリンクはすべて「t.co」ドメインの短縮URLに変換されるため、こちらからGAで参照元を辿ろうとしてもできなくなってるわけです。(そもそもGA側でも収集しないけど)
というかそもそも参照元(個人)を特定するのは規約違反です
WordPressでブログを書く上でみんなプライバシーポリシーにGAのことを明記してると思いますが、例えば当ブログではGAについてのポリシーには以下のようなことを書いてます。
なのでそもそもGAを利用しての個人特定は思いっきり規約違反です。何してんの堂々とこんな記事まで書いて。Googleに消されたいの?
もの凄く原始的な方法で解決
ただ今回は特にツイートした人にアプローチかけるわけでもないし、これから紹介する方法はGAを利用しての特定ではないので大丈夫でしょう。。たぶん。
で、元ツイートを探る方法ですが、記事のタイトルでツイッター検索かけるだけです。
正直ここまでの記述は無駄だったかもしれませんすいません。アナリティクス全く関係無くてすいません。危うく規約違反なことやらせようとしてすいません。
ただどの記事がSNS経由でバズったかはアナリティクスでわかるのであながち関係無くもないですし、それなら規約違反でもありません。
厳密にはこの方法だともっと大量のツイートがされた場合(所謂本当のバズり)、個別にどのツイートからいくつのアクセスがあったかはわかりませんが、大体どんな人がどういう方法で紹介ツイートしてくれたかはわかります。
ちなみにツイート開いて「○○件のリツイート」「○○件のいいね」をクリックすればその先誰がリツイート&いいねしたかもわかります。
ごめん!ほんとありがとう!たすかる!
当初は「こんな無断リンクしやがってよぉ!もうありがとうございます!」という文句(お礼)でも言おうかと思ってましたが、数千規模でフォロワーいる方だったので怖くて言うの止めました。
まぁあっちもいきなり知らない奴から「ぶっブログ紹介してくれてすいませんフヒヒ!」とかいうメッセージ飛んできたら怖いでしょうし。何よりGoogleからの「お前規約違反したから検索対象から外すね」メールがすっごく怖いです。
まとめときますと。
- Googleアナリティクスを利用してのツイート特定はできない
- できたとしてもそれは規約違反なので絶対やっちゃダメ
- 記事タイトルで検索すれば誰かがツイートしてれば引っかかる
Googleアナリティクスでのアクセス解析は、アクセスしてくれる人にトラフィックを収集させていただいているということを忘れないようにしましょう。
ではでは。
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