2018年10月15日、AdobeよりIllustrator CC2019(23.0)のアップデートが発表されました。
Illustrator の新機能
Illustrator の最新リリースの新機能について説明します。
Illustratorの新機能で個人的に熱いのは「グローバル編集(オブジェクトを一括選択)」ですね。例えばチュートリアルにあるような同じロゴを複数のモックに使用している場合、どこかのロゴを一個を変えればすべてのロゴが同じように変わります。
便利なのがこれアートボードごとに設定できるので、ちょっと変更した比較モックも簡単に作成可能なわけですよ。すげー。
ただ残念なのがテキストには非対応なこと。まぁテキストは一応置換でできるからいっか。。
Photoshopにおいても無限undoが可能になったりと何かと神アプデな内容です。
Photoshopの機能 | アドビ
簡単な補正からレタッチ、表現力豊かなアートワークまで幅広く対応するPhotoshopの卓越した画像編集機能を紹介します。
なので早速アップデートをして使ってみようと思ったんですが。。
んん?
新機能なんてどこにも無くない?
せっかくグローバル編集を使ってハットリくんのちくわをすべて鉄アレイにするクソコラを作ろうと思ったのに、、
あと他新機能のフリーグラデもAdobe Fontsも無いよ?
何かおかしいと思いIllustratorのバージョンを確認してみると、、
22.1、つまり2018年3月の前バージョンのままじゃねーかオイ。
Illustrator CC2019(23.0)はどこへ?
Creative Cloudにはこれ以上のアップデートの表記ないし。
時間差?と思い翌日確認してみましたが、やはりアップデートの表記は無し。
これは何かあるなと調べてみた結果、
ん?
んんん???
https://forums.adobe.com/community/international_forums/japanese/creative_cloud/blog/2018/10/15/creative-cloud-2018%E5%B9%B410%E6%9C%88%E7%89%88%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B
10/17現在、デバイスライセンスのお客様は今回の2018年10月アップデート非対応でございます。
マジで?
個人で使ってる方には馴染みないかもしれませんが、デバイスライセンスというのは教育機関向けのライセンス製品のことです(使用権を人ではなくPC端末に紐づけるやつね)
ここではこの『デバイスライセンスだと』アップデート非対応と書かれていますが、どうもこれが法人向けのCreative Cloudグループ版でも同様にアップデート非対応のようなのです。
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/business/teams.html
つまり会社や学校で使ってる人は新バージョンへ(まだ)アップデートできません。
グループ版は会社で一括管理する際に導入しましたが、こんな落とし穴があったとは。。というか通常法人向けって個人向けと同等かそれ以上の扱いにすべきなんじゃないの。早急にお願いしますよAdobeさん。
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