【デュオラ編】コクヨのオフィスチェアに実際座ってみた正直な感想

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前回記事で書いた、コクヨ品川のショールームで座ったオフィスチェアについて、それぞれ感想を簡単に書いておこうと思います。今回はデュオラについて。

コクヨチェアってそこそこ有名なはずなのに、ブログやYoutubeでレビューしてる人をほとんど見かけないので、よければ参考にしてください。

ちなみにコクヨから特にお金とかは貰ってないので、ごく正直な感想というか、ほぼ悪口になってる部分もありますがご了承ください。

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Duora(デュオラ)

個人的に最有力候補だったのがこのデュオラです。

コクヨチェアとしてはウィザード3とべゼルの間のクラスで。他社同クラスではオカムラのシルフィーや、エルゴヒューマンベーシック、イトーキのエフチェアあたりがありますが、その中でも比較的価格は安い方です。(それでも結構高いですが)

背面のフレーム等、オカムラのシルフィーに外観は似てますが、やはりシルフィーの方がオシャレには見えます。色違いも選べますが、まぁ何と言うか色のセンスにしても、コクヨって事務用的な雰囲気が隠しきれない感あるんですよね。。

座面の座り心地は世界最高?

まずは座り心地に大きく作用する座面について。

コクヨチェアの座面は基本すべてクッションですが、コクヨのクッションは特に弾力性に優れていて、尻が沈み込みすぎてフレームに当たったりすることは皆無。後部に向けて窪んでいる構造なので、骨盤が前滑りすることもありません。この辺は流石に良くできてます。

この点シルフィーはクッション部は前柔らかめ、後固めが合わさったような感じなので、座ってると前滑り気味になりそうかなという不安はありました。(前傾機能が付いてるからか通常時も多少前傾気味になってる)

そう考えるとコクヨの方がリラックス用途に向いてると言えるかもしれませんが、両者ともに座り心地は抜群に良いので後は好みの問題かと思います。

というか個人的にクッション座面ではオカムラとコクヨ(というかジャパンブランド)が世界最高峰かと思ってます。海外製のSteelcaseとか同じクッションでも座面はかなり固めで、ちょっと自分好みではありませんでした。(ニトリとかの低反発クッションのような感じです)

ちなみにこの「ボスチャーサポートシート」と呼ばれるクッション構造は、上位種のべゼルや、ウィザード3とも共通構造となってます。なので座り心地としてはどのクラスもほぼ同じですが、ウィザード3なんかは座面の形状がちょっと違う(ホームベース型になってる)のでこの辺は好みかな。

シルフィーにはある前傾機能はありません(べゼルには有)が、自分的に前傾はむしろいらないので問題なし。そもそも前傾ってアレずっとやってたら足痛めません…?

あと重要なとこで、デュオラはシルフィーより若干座面が大きいです。というか椅子自体がデカいので、極端に言うとデュオラは男性向け、シルフィーは女性向けって感じですね。まぁこれは体格によるので何ともですが。

どちらも座面は前後スライド可能ですが、体感的にデュオラの方が座面が大きい分前に出せます。これは椅子上で行儀悪い体勢(あぐらをかいたり)する人は向いてるかも。あとギターを弾いたりする時の重要なポイントになりそうです。

背面サポート機能は正直微妙?

背面には「ベルビックアジャストサポート」と呼ばれる「腰部分の押し出し」を調整できる機能が付いてます。構造としてはほんとシンプルで、腰部分をガコッと前に押し出せるだけです。

これに関しては正直ちょっと弱いです。エルゴヒューマンみたく腰全体を面で受け止める感じでなく、線で押す感じなので、このカーブがもう少し緩く丸まってればもっと良いのになとは思いました。

この点はシルフィーの方が良く出来てるなと思いました。シルフィーは押し出すというより背骨に沿って絞って包むようなフィット感の調整ができます。まぁ価格分仕方ないとこかなと思いきや、何故か下位種のウィザード3ではシルフィーと似たような調整が出来ます。どうせならデュオラも同じにしてほしかった

また、個人的に背面はクッションにしたいんですが、クッションだとランバーサポートが付けられないのが難点。構造上仕方なく付けられないのか、それとも付ける必要が無いと判断されたのか。。現地試座できたのが背面メッシュだったので、ランバー無しのクッションの座り心地がどんなものなのかはちょっと未知数です。

癖有りのロッキング機能

他のチェアよろしくロッキング(リクライニング)ももちろんできますが、デュオラのはちょっと独特で「座る人の体重に合わせてロッキングの強さが変わる」とかいうよく分からない構造になってます。

要は「強度の調節いらずでいいでしょ?」ってことなのかもしれませんが、まぁ単純にロッキング強度の調整は出来ません

あと正直この「体重に合わせて」がどういう基準なのかイマイチ分からなくて、試しに細身体型の自分が使ってみると、かなり反発は強く感じました。軽い力でもたれかかっても、中々倒れてくれないくらいです。

固定して使うことが多いにしても、ロッキングは大概の場合リラックス目的だと思うので、普通に軽くしてくれよって思うんですが、逆に考えると軽くもたれる程度ではリクライニングしないので、固定せずに使うのが正解なのか?とも思いました。

ちなみに固定は3段階と、何故かウィザード3(4段階)より少ない。何か良いとこで固定できないな~ってのは正直あります。

最大の決め手、高性能な可動肘

座り心地は良いにしても、機能面では他にも良いチェアがあるにも関わらず、コクヨにしようと思った最大の理由がこの可動肘(クランクスライドアーム)です。ちなみに肘無し、固定肘、可動肘と選べます(価格は高くなりますが)

他メーカーにも可動肘はありますが、コクヨの可動肘は可動範囲(ストローク)がめちゃ広いんです。特に後ろに大きく動かせるのが最大の特長。

意外と後方に大きく可動する可動肘って中々無いんですよ。

例えばシルフィーは前と左右には動きますが、後ろにはほとんど動かせません。イトーキのエフチェアも同様に、Tの字にまで動かせる程度です。Steelcaseのリープやジェスチャーも可動肘が派手に動くことで有名ですが、それでもコクヨほど後ろには動かせません。

コクヨの可動肘は、T字からここまで後ろに動かせます。

そもそもが後ろ気味に取り付けてあり、さらに高さ調整で一番下まで下げれば、体感的にはほぼ肘掛け無し状態まで持っていけます。

なぜにそこまでして後ろに動かしたいのかというと、まず深くリクライニングした時に肘を置きやすいということ(これは特にスマホを持ちやすいため)、そして最大のメリットはギターが弾きやすいということ。

ギターを弾かない人には無縁の話ですが、こういうオフィスチェアに座ってギター弾くと肘掛けがすんごい邪魔になるんですよね。かと言って、肘掛け無しチェアだと今度は仕事やリラックス時にしんどくなる。跳ね上げできるのが一番良いんですが、ある程度のチェアになってくるとまずありません(何故?)

なので、なるべく肘掛けが邪魔にならないくらいに動かせるチェアを探したところ、コクヨが一番だったわけです。

ちなみに店員さんに上記のことを話すと「そんな理由で選ぶ人初めてです」と言われました。意外と需要あるかなとも思ってたんですが、よくよく考えればオフィスチェアではギター弾く人なんてあんまおらんか。。

まとめ:デュオラはどんな人におすすめか?

このくらいの価格帯まで行くとシルフィー他選択の幅はかなり広がるので、あえて機能面で優れているわけでもないデュオラをわざわざ選ぶ人はいないかもしれませんが、それでも選ぶ理由としては、

  • コクヨの座り心地に慣れてる(会社とかで使ってる)
  • 高級チェアが欲しいけど出費は少しでも押さえたい
  • シンプルでいい(前傾とか細かい調整はいらない)
  • ギターが弾けるオフィスチェアが欲しい!

あたりが挙げられるかと。

座り心地は正直座ってみないと分からないので、知名度や家具店での出現度で劣るコクヨを座り心地で選ぶことは難しいかもしれないですが、「会社のチェアがコクヨで慣れてて、これで在宅勤務もしたい」人には良いと思います。

一般企業でコクヨを使ってるとこが多いことから分かるように、いわゆる「癖が無く誰でも座り心地の良い仕事用のチェア」なので、長時間座る面での座り心地はまず間違いないです。

そして価格面。肘有りでも7~8万円くらいと、自分みたいな貧乏リーマンでも長く座るものならまぁ頑張れるかな、くらいの費用で新品が買えます。座り心地だけで言ったらもっと高いチェアよりも良いと思いますので、特に前傾姿勢や、背面の細かい調整機能とかはいらない、シンプルな方がいいって人は十分だと思います。

逆にその辺の機能が欲しかったり、デザインが気に入らないって人はオカムラのシルフィーか、エルゴヒューマンあたりを個人的にはおすすめします。部屋にあってテンション上がるのはこっちの方ですね正直。

ギターについてはもう個人的な理由です。ただ可動肘自体の機能性はほんとに良いので、ギターを弾かなくてもこの可動肘だけで選ぶのもアリかと思います。

 

今回紹介で出てきた同価格帯のオフィスチェアはこちら。

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