最近めっきり「動画」の面白さに目覚めてしまったうちの2歳と4歳児。
もう寝る前にYouTubeだのアンパンマンだのを見ないと満足できないくらいになってます。もう依存ですよ依存。現代の闇。一度この蜜の味を覚えてしまった子どもを矯正するのは至難の業。
ほとほと困り果ててた中、嫁のママ友たちは「プロジェクターで動画流して寝かしつけをしてる」という人が結構多いと聞き、早速実践しようとAmazonを探し尽くして購入したのがこれ。
まだ2022年1月に発売されたばかりでレビューも無く、異様なまでに安いので怪しさぷんぷん。ある意味賭けだったわけですが、
使ってみるとこれがですね。。めちゃめちゃ良かった。
寝かしつけ用に買ったんですが、子育て世帯に限らずめちゃめちゃおすすめです。ジーマーで人生変わります。
めちゃめちゃうるさくてスイマセン。ではこの商品の何がそこまでめちゃめちゃなのか軽く解説します。
目次
ちっちゃくて安いのに「全部入り」のスゴイやつ
コンパクトで持ち運び自由、天井投影も簡単にできる!
まず何と言ってもこの小ささですよね。一通り流通してる商品の中で一番小さいサイズでした。
冗談かと思うくらいに小さいです。子どもの手のひらに乗ります。重さはテニスボールよりちょっと重いくらい。ポケットにも余裕で入ります。凹ってなりますが。
これは同梱品一式ですが、一見どれが本体か分からないレベル。
こんなに小さいのに、完全ケーブルレスでの投影が可能です。つまりどこにでも持っていけるってこと。家の中に限らずキャンプに持っていってもいいし、学校に持って行ってこっそり教科書に映してもいいわけです(良くない)。一度の充電で大体2時間くらい持ちます。
今回目的として「天井に映像を映したい」ってのがあったので、プロジェクターを上に向ける必要があったですが、大きいプロジェクターだと上を向けるのも大変なわけですよ。普通は壁に向けて投影するようにできてるので、結構大がかりな作業になります。
これだと場所や向きを変えるのも簡単。固定方法についてはこの商品は三脚が付属してるので、それ使ってもいいし、専用台をDIYするにしても簡単だと思います。
あと、子どもの注目を集めずらいという利点もあります。子どもって目立つものに興味が行くので、大きいプロジェクターを置いてるとそっちに興味がいくんですよね。で、いじって止まっちゃったり壊されたりするわけですよ。
別に子ども相手に限らず、「目立たない」ってのは地味な利点だと思います。
Android OSを標準搭載してる
この小さいボディに何とAndroid OSを搭載してます(現時点でAndroid 7.1.2)。スマホやタブレットとかに入ってるアレです。つまりコイツ自体がスマホみたいなもんだと思ってください。
これの何が凄いかって要はAndroidで使用できるアプリは全て使用可能ということなんです。
つまりYouTubeからU-NEXT、Netflix、Huluなどの動画アプリは全て視聴可能。Google Playも入っているので、後からアプリをいくらでも追加することも可能です。
この手のプロジェクターでは、動画視聴にはスマホやFire TV stickなどの外付けのデバイスを取り付ける必要があったり、内蔵アプリがあってもメーカーオリジナルで既にサービス終了してて使えない、みたいなのが結構あるんですよ。というかまぁプロジェクターなんでそれが当たり前だったりするんですけど。
Android OSが搭載されてるってことは、全てコイツ一つで完結できるってこと。ケーブルをごちゃごちゃ付けなくてもいいし、スマホ一台犠牲にしなくてもいい、外部デバイスも必要無し。余計なものは全部いらんってことです。
思ったより画質すげぇ!
正直なところ画質についてはあまり気にしてませんでした。今回機能重視で探してたので、映像はそこそこの画質で映ればいいだろと。
で、実際映してみてビビりました。
え、綺麗すぎない??
天井に映してるんですよこれ。専用のスクリーンとかじゃないです。はめ込み合成でもないです。ウチのきったない天井です。しかもこれ撮ったの昼間ですよ。
100ANSIルーメンなので真っ暗にしないときついだろなーと思ってたんですが、全然十分な明るさです。
こうやって天井いっぱいに映し出すことも可能。アナがデカすぎて子どもも大興奮。
しかしプロジェクターって会社や学校でしか使ったことないですが、そんなに綺麗に映る印象なかったのでこれはビックリしました。細かい文字とかもハッキリ読めます。これなら普通にゲームとかもできそう。
ピント調整は手動ですが、レンズ横に付いてるので調整は簡単です。高いものだとオートフォーカス付だったりしますが、ピントが勝手に変わることもあるので個人的に手動のみにしたのは正解だと思います。
しかも嬉しいのが自動台形補正や反転機能まで付いてます。台形補正は40°まで可能で、自動じゃなく手動で細かく四角を補正することもできます。この商品は位置を動かすことが多いので、自動で補正してくれるのはほんと楽。
これだけでも十分ですが、自動反転機能ってのも凄くて、本体のジャイロセンサーが角度を感知して90°(真上)を通り過ぎると自動的に映像が反転します。文字では説明が難しいですが、要は美容院で髪の毛洗ってる態勢でも映像が見れるってことです。
Wi-Fiは5GHz帯対応&メモリ16GBによる安定動作
これも地味に嬉しいのですが、Wi-Fiが2.4GHz帯だけでなく5GHz帯にも対応してます。5GHzにすれば(Wi-Fi環境が良ければ)動画の読み込みもほぼノータイム。
しかも本体に16GBというゲーミングPC並みのメモリを積んでますので、かなり動作はキビキビ安定してます。ウチにある新型Fire TV並。2時間ばかし付けっぱなしにしても問題なし。
ただ、安定してるが故に電源ケーブルに繋いで流しっぱなしにして寝落ちするとさすがに本体にかなりの負荷がかかると思うので、基本的に寝る時は充電が切れたら終わり、にした方が良いと思います。
まだ使い始めたばかりで耐久性についてはあまり分かりませんが、無理な使い方をすると壊れやすそうな気はします(一応保証が2年付いてますが)
操作性は多少の難ありも、十分許容範囲。
本体の操作方法は2つ、本体上のタッチパネルを操作するか、付属のリモコンを使うかです。
リモコンはFire TV Stickのにそっくり(というかパクりだろこれ。。)で、ちゃんと本体に向けないと反応しないのでこれが結構シビア。ちゃんと向ければレスポンスは結構いいです。
タッチパネルはマウスのようにポインタで操作するのですが、なんせ本体が小さいので中々細かい操作はコツがいります。それでも「戻る」や「ホーム」ボタンなどのショートカットが付いてるのが地味に便利。基本的な操作はリモコンでやって、補助的に本体タッチパネルを使うのが良いかなと思いました。まぁでもタッチパネルだけでも十分操作は可能です。
スマホアプリリモコンなんかがあれば便利かなぁと思ったんですが、まぁ個人的にはこれでも十分です。モバイルプロジェクターは操作性がほんとクソなものが多いらしいので、その中でもかなり頑張ってると思います。
スマホやPC、Nintendo Swichのミラーリングまでできる
夢が広がりんぐなのがこれですね。
HDMIケーブルを使用して自分のスマホ画面が映し出せます。
そしてHDMI端子があるということは、スマホだけじゃなくPCもPS4も、何ならNintendo Swichとかも映せます。超巨大画面でゲームしたり、会社に持って行ってプレゼンなんかにも使用できるってことです。
一応Bluetooth機能を使ってワイヤレスでミラーリングも簡単にできますが、これだとレスポンスは相当悪いです。スマホの画面を変えて数秒後にプロジェクターの画面が変わるくらいですね。
Bluetooth機能もしっかり搭載
これ意外と無いプロジェクターが多いですが、大抵のプロジェクターは音質が悪いので、外部スピーカーに飛ばしたりするにはBluetoothは必須です。
この商品は小さいわりに意外と音質はそこまで悪くは無いのですが、小さい音で聞こうとすると本篇の音声よりファンの音の方がうるさくなるので、ちょっとでもいい環境にしたいなら外部スピーカーは必須かと。また、Bluetoothイヤホンも使えるので、音質問題はほぼこれで解決できます。
外部スピーカーはBluetooth機能搭載のものなら何でもいいですが、もしAmazon echoを持っているなら簡単に外部スピーカー化出来ますのでやってみてください。
価格まで最強すぎてもうこわい
とまぁ色々と充実の機能を書いてきましたが、、
一番怖かったのが価格です。これ、いくらだったと思いますか?
この価格でした。
ハッキリ言ってこの性能で1万円台はあり得ない。マジで狂ってる。
モバイルプロジェクターは様々なメーカーから出てますが、大抵は3万円台からで、たまに安いもので2万円台のものがあったりする程度。高いのなら10万越えのものも普通にあります。
新製品でセールでも無いのに4,000円OFFだったし、なぜかゲーミングイヤホンまで付いてきたという意味分からんっぷり。(上記画像での割引で1,215円はイヤホン分)
販売する人が原価計算に疎かったのか、すごい大富豪の道楽なのか、ワンチャン価格表記違いである可能性も多々あるので、みんなマジで今のうちに買っといた方が良いと思います。
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