Summer Sonic 2011′ (8/13)レポ

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Summer Sonic 2011
2011.8.13

前回2009年に行ってから1年置いてのサマソニ。

今年は決め手となる面子がなく、X見に行こうか迷ってるうちに14日のチケがソールドアウトしてとんでもないプレミアになってしまい、とりあえず元々見たいのが多かった13日にKORNが来る事が決定した時点で参戦決定。

あっという間に終わってしまった感があるけど振り返ってみればかなーり濃い一日となった。
2年ぶりだけどステージ配置とかまた色々と変わってたなー。基本マリン以外のステージはすべてメッセに、ダンスステージが無くなってレインボーステージなんてのが出来てたり。
マウンテンとソニックが隣になってたり(建物は分かれてる)マリン外の飲食スペースも駐車場まで使ってかなり広くなってた。

そんなわけもあって終わってみればチラ見を含めると結構な数のアクトを見れた気がする。
以下順にレポ

予定ではONE NIGHT ONLYからの筈だったのが家を出るのが遅れた上にチケットを忘れるという暴挙をやらかしてしまったため1時間ほど遅れて出発。りんかい線で行ったため途中コミケ帰りのオタ達に取り囲まれるという体験もしつつ結局幕張に着いたのは1時半過ぎ。

とりあえずマリンから入場するとTHE BAWDIESの音が聞こえてくる。ビーチでもチラ見して行こうかと思いきや時間的にPerfumeが迫っている事に気づき、気持ち足早にメッセへトンボ帰り。メッセまでの道のりが遠い上に人が何だか多い!

歩いてる中一つの法則を発見した。
マルボロのお姉さんは見えそで見えないのに外人さんはオープンウェルカム状態。
いったい何考えてたんでしょ。多分暑さで頭やられてたんだと思います。

メッセの建物に入った時点で「マウンテン入場規制中でーす」という08年を思い起こさせる悪夢の声。結局マウンテン側から向かったものの入場はかなり遠回りに。茂木淳一がトークショーやってた。写真取っていいっつうので何となく撮る。

実際最初に見たアクトはPerfumeではなく、このマウンテンに向かう途中にソニックで見たCAGE THE ELEPHANTチラ見したくらいだけどPerfume無かったら見てたろうなー。
かなり良い感じでしばらく立ち止まってしまう。

そんなわけでPerfume

 

 

 

 

 

 

 

とりあえずかしゆかの足を見ておきたいくらいの気持ちで行ったんだが甘かった。今回はメッセの最大ステージであるキャパ2万ほどのマウンテンだったにも関わらず超満員!
時間がかかったものの入場規制とまではいってなかったので何とか入場。08の時はダンスステージだったんでもう完全に入れなかったけど今回はまぁ入れただけでも満足。

マウンテンはギッチリでしたがまぁ後ろの方はまだスペースに余裕あった。やっぱり見れるなら一度見てみたいって人が結構多い印象でしたねー。見始めた”ねぇ”あたりでは後ろの方で地蔵に徹していたものの徐々にテンションが上がってしまい、結局最後の”ポリリズム”の時点では中間あたりまで前進してジャンプしてましたw

曲は有名なのがほとんどだったし合間でサバイバルダンスとか渚のハイカラとか妙に古いネタを織り交ぜての盛り上げ方もうまい。ああいうのは普段単独でやるみたいにファンにしか分からない「お決まり」でやられると正直興冷めだったと思うんですが、初見のフェス客にも分かりやすくしてるあたりプロだな~、と思た。
パフュームが一般層にも受けてるのってこういうとこなのかな~と。

次はマリンでと思うけどメッセでも相当暑そうだったから厳しいかもねw「暑いね~」連呼してました。今年は震災の影響で節電?なのかメッセ内でもかなり暑かったからダンスとか相当だろうなー。

その後フードエリアで飯でも食おうかと思ったけどどこも凄い行列!買えない!ドリンクすら買えない!食おうと思ってたまぐろ茶屋なんてどこが最後尾か分からないほど。これまでこんな事無かったから驚き。Perfume終わりだからメッセに人は多かったにしてもそれでも多すぎた。
チケ完売して無かったから結構まったりした感じだと思ってたんですが全然そんなことなかった。マリンの方は空いてたのか?

結局朝から何も食べられないまま。まぁユンケル(ゴールド)飲んできたんで平気だろうとその流れでソニックのNICO Touches the Wallsを数曲見る。
コアな洋楽バンドばかり出演するソニックの中で唯一の邦楽バンドって事で
正直客入りは微妙だったけど堂々とやっていて好感持てた。

実はデビュー前の彼らのライブをGrapevineの前座で見たことがあるんだけどあの時のバンドが今じゃサマソニ出てAUのCMでタイアップされたりしてんだなぁ。メジャーで変にポップになって潰れちゃわないように是非とも頑張ってほしい。

マウンテンのRYE RYEをチラ見した後はセッションで知り合ったC氏とそのマイミクさんと合流して乾杯。C氏ビールごちでした!

聞けば二人とも2日間参戦とのことでC氏は前日のソニマニから参戦し、携帯を壊したと嘆いてましたwマイミクさんの方はビーチのVILLAGE PEOPLEが目当てだそう。
後日談ですがYMCAの元ネタバンドって知ってあーっこのバンドかーっ!って感じでしたw

その後は何だかフェスに行く度に見てる気がするMUTEMATH

 

 

 

 

 

 

 

別に狙ってるわけじゃないのにこれでもう見るのは3回目。フェスに行ってると何だかこういう縁があるバンドが1組は出てくる。
今までの08サマソニ、10フジではすべて炎天下の野外だったためポールは開始5分で顔がゆでだこのようになっていましたが今回は比較的涼しいメッセ内でかなりゴキゲン。
ずっと屋内で見たほうがいいバンドだろうなとは思っていたので予想通り今まで見た中でベストパフォーマンス!動くわ動くわキーボード弾くわタンバリン叩くわ挙句バスドラまで叩くわ、やっと手に何も無いよと思ったらクネクネ踊ってるし、やってる事は前回とそんなに変わらなかったけどもこの日は他のメンバー含め動きのキレが違う!w

前回フジで腰打ってたキーボードバック転も見事に(2回目で)決めてたし、ダレンはドラムに水どドボドボこぼして叩いて水柱上げてたりシャツ脱いだから暑いのかなと思ったら更に下に「I LOVE JAPAN」って書かれたシャツ着てるしwつーか室内とは言え結構暑かっただろうにずっと着てたのかよ!w
ほんと目まぐるしく色んな音とパフォーマンスで楽しませてくれるバンドですw

気になったのがポールが持ってたシンセギター(YAMAHAのG10?)みたいなおもちゃ。チャップマンスティックのような弾き方で面白いスクラッチ音を出してた。

パフォーマンスは最高だったけど内容の方はほとんど新曲だったため聞き入る場面の方が多かったのは惜しかった。そんな中”Typical”とか”Spotlight”ではやはり超盛り上がってましたw

ちなみに俺も前日に知ったんですが実はギターのグレッグが脱退してたらしい。思えばフジで見たときはサウンドチェックを1人でやってたり、他3人が太鼓叩きまくってる中一人キーボード弾いてたり何だか寂しそうな感じはあったが…。
ただし新ギタリストがあまりに違和感なく馴染んでいたため知らないままの人も多かったんだろなーとw

もうここまで来たら次回行くときも見るような気がするから次回はぜひTypicalの逆回転PVをステージで完全再現してほしいw

その後マウンテンのRIP SLYMEが布袋のバンビーナをやってたのでとりあえずレッツゴー!で飛びながら横切りマリンに向かう

マリンに近づくにつれ木村カエラのマスタッシュが聴こえてくる。時間的にちょうどくらいかなーと思ったら始まるとこだった。本日影のベストアクト、サイドステージのハッタリカ

 

 

 

 

 

 

どこに隠れてたんだ?ってくらいの黒T集団数百人が小さなサイドステージに集まり、クリピンが始まった時点で早くもモッシュが巻き起こるw
メタル分が少ない今年のサマソニにおいて、排除されたメタラーが鬱憤を晴らすかのような暴れっぷりだ。アマチュアステージだからセキュリティって言っても普通のおっちゃんしかいないし制止が大変そうだったw

その後マスター、サンドマン、バッテリー、フォーホースメン、S&Dもどっかでやったかな?と、本家がやったら卒倒しそうな超豪華セットリスト。メンバーは日本人なもののみんな何となく本家の雰囲気掴んでていい感じなんだけど、ドラムだけはどう見ても色白なゆってぃーにしか見えないw
しかし煽り方といい中身は本家ラーズそのものだったのがまたウケる。終始MCが良い日本人丸出しだったのも笑えたんだけど、
ジェイムス「今度10月に単独ライブやるんで見にきてください!また会おう!」
客「場所!場所どこだよ行ってねぇよ!」
ゆってぃ「あっ、場所は銀座でやります」
客「銀座かよ~」
ゆってぃ「今銀座かよって言った奴ちょっと出て来い!」
ってくだりは最高でしたw

終演後普通にゆってぃが袖から出てきたんでとりあえず胸筋触っときました。

しかし度を越したはしゃぎ具合だったためこの時点で既にヘロヘロ。次はスタンドからまったり見ようとマリンの階段を上がっている所で両足ふくらはぎと指を同時につるというミラクルが起こり階段で悶絶するメタリカTのアラサー。
幸いこむら返りには慣れてるので対処法はわかっているのだがたまに激痛が走るためマイケルジャクソンのスリラーみたいにピクッ、ピクッ、としながら階段を上がる。
普段運動不足だからこうなるんだよな…。

 

 

 

 

 

 

 

これは15分ほど前。この後どんどん人入って最終的にスタンドまで満員近くに。焼そばとカキ氷を買ってスタンド2階からBEADY EYE観戦。
スタジオ盤ではピンとこなかったからライブではどうかなと思ったけどやはり…ピンとこず。
面子はノエルいないだけのoasisなんだけど、ノエルが加入する時の「リアムの声はいいが曲がクソだ。だから俺が入る」って言ってた意味がなんか分かった気がした。
いや曲がクソとは言わないけどどうもピンとこない。

今思えば来日公演で見た時も一番感動したのはノエルが一人で弾き語りした”Don’t Look Back in Anger”だった。

やっぱoasisはノエルのバンドだったんだ。と、つくづく思った。

隣にお兄ちゃんがいないリアムはちょっと寂しそうに見えた。そして凄く暑そうにも見えた(全身フードコートは暑いだろ)
まぁ実際は精々してるかも知らんがw
せめてoasisとかビートルズのカバーとかも混ぜてくれれば…ってでもそれじゃそれで盛り上がっても意味あんま無いしなぁ。それでもマリンはほぼ満員に近かったけどどこかでoasis期待してた人にはちょっと残念だったんじゃないかなと。
ザックやジェイがいればもうちょっと見所あるかもしれないけど。

何てことを冷め切った焼きそばとカキ氷を食いながら思う。BEADY EYEはこの冷めきった焼きそばみたいなもんだな、と。いや意味わからんけど。これで850円は高いだろ、みたいな。
来年は是非ノエル単独でビーチに来て”Half The World Away”とか弾き語りしてほしい。
そしていつかoasisでまた来てくれ。どうせそのうち再結成するんだろ。

そんなわけで30分ほど見た所でMars Voltaに向けてメッセへ移動。
の、前にサマソニ来てビーチに一度も行かないのはちょっと寂しいので冷やしきゅうりを食うという目的のためにビーチへ。

着いた時にはARRESTED DEVELOPMENT最後の1曲が終わりかけの所だったので、とりあえずゲットしたきゅうりを食いながら踊ってみる。
ビーチはやっぱノリが独特だなぁ。客層もロックフェスを見に来る客層とちょっと違う。
辺りはすっかり暗くなってるしまんまクラブのノリだ。いやあんま知らんけどね。

ビーディはまだやってるしアヴリルはもう始まってる時間帯だったので案外空いてたシャトルバスに乗ってマリンに向かう。いよいよ本日のメインイベントだ!

思ったより早く着いてしまったのでアヴリルラヴィーンを見る。マウンテンはさすがの超満員だったのでほぼ最後尾で見るが、ただでさえ小さいアヴリルがステージ上のどこにいるかさっぱりわからず。
ピアノの上にちょこんと乗ってるとこでやっと肉眼で認識できたアブリル、超かわいい。
この前見たテイラースイフトもかなりアヴリル寄りになってきてるなと感じたけども、テイラーはかわいいってより麗しいって感じだし、ガールズロックアイコンの座はやはりまだまだ変わりそうにない。それに思ったより歌もうまくて驚いた。

しかしちょうど見たのが何だかアリスインワンダーランドのタイアップ曲だったのか、モニターにずっとその映像が映っていたため、アヴリルよりジョニーデップを見てた時間の方が長く感じたw”Girlfriend”とか聴きたかったけど、マーズヴォルダはとにかく前の方で見たかったためとりあえず早めに切り上げてソニックへ。

 

 

 

 

 

 

 

ソニックステージに到着。人、いねぇw

これが本番ならまんまウドーフェスの再現だな。
まーセットチェンジ中だしまだアヴリルやってるし始まる頃には増えるでしょって事でとりあえず待機。途中マイクの位置を見てオマーは下手に立つと気づきL側へ。時々また足がつりそうになるがここまで来てそんなの気にしてらんない。

ほぼ定刻通りスタートした本日お目当ての一つTHE MARS VOLTA。

 

 

 

 

 

 

まずビックリしたのがオマーとセドリックがアフロじゃなくなっとる!
セドリックは「イケメン!」って声が上がるほどの風体だし、オマーなんて手塚治虫みたいな帽子まで被ってやがる!一時期オマーに憧れて真剣にアフロにしようと悩んだ俺に対する裏切りもいいとこだ。
まぁアフロに関してはチャラい美容師に「メンテ大変だからやめた方がいいっすよww」って言われてやめたけど、そんな事はどうでもいいんだ。
ステージは凄い、とにかく圧倒的だ。「神々しい」という表現がしっくりくる。ソニックには一気にMARS VOLTAワールドが構築された。
オマーのギターはIbanizの黒っぽいシグネイチャー、アンプはオレンジと、JC-120が別々にセット。JCは下手でMacいじってるマニュピュレーターの人の真横にセットされてたけど耳痛くならないのかなあれ?
あ、コーラスの切り替えもあの人がやってるとか?大変な仕事だなw

ペダルは分からんけど足元にきっととんでもない数あるんだろうなぁ。ぐるぐるマイクスタンド回したりドラムセットから飛び上がったりして暴れ回ってるセドリックを見て、他のメンバーが一歩引いた位置にいたりオマーが下手にいる理由が理解できたwサウスポーだしね。

なので上手はすべて完全にセドリックゾーンwライブじゃスタジオ盤ほどの声は出ないだろうとあまり期待してなかったがすげーよ!全然声出てんじゃん!しかもあんな暴れ回って調子良かったのかな?しかし途中何やら急に「~ジェリー!(?)ジェリー!ジェリー!」と誰か知らない名前をコールさせ始めたんで、「バックサポートの人の名前とかかな?」とか何だかわからん中コールしてたんけど、後ほどあれは音響に不満持ったセドリックがPAに向けて皮肉ってたんだと聞いて、セドリックのお仕置きこえぇwと思いました。どんまいジェリー。。

あとベースがレーサーXやってる人らしいから注目してたけど、それよりドラムに目がいってしょうがなかった。何者なんだあれは?
ワンタムワンバスワンフロアのシンプルすぎるセットでその音どこから出てんだ?ってくらいの多彩な音ととんでもない手数。足4本くらいあるんじゃねーの?ってな速度で人口ディレイやってみたり、しかもそのすべてがタイト。ズドンとくる音圧はハンパなかった。
MUTEMATHも凄かったけどそれ以上。

とにかくそんなわけで圧倒的なステージなわけだけど内容の方はほぼ新曲?ぼかぁマーボではピンクフロイド的な部分よりキングクリムゾン的な方が好きなので一番好きなアルバムのゴリアテの曲や新譜からならCotopaxiあたりやってくれりゃ大満足って所でしたけど、予想の斜め上を行き序盤から畳み掛けるように新曲の嵐。

特に最初の2曲はかなりカッコ良かったからいいんだけども、せめてInertiatic Espあたりは序盤でやって欲しかったなぁ。ひたすら新曲とインプロゼーションが続き、KORNの時間が押し迫っていることもあって泣く泣く40分を過ぎたあたりで徐々に下がってギリまで後方から見る。
後日セットリストを見るとGoliathとEspはラストでやったらしい。こういうの多すぎる。。
ゴリアテの曲がまったく聴けなかったのはマジで悔しい所ではあった。
Wax SimulacraとかIlyenaとか始まったら暴れる準備は出来てたんだがセドリックはモッシュやダイブが嫌いでやると壮大にキレるらしいので逆に良かったかも。それでもやってたけど。

1%くらいの確立でジョンフルシアンテやフリーが飛び入り出演とかもあるんじゃないかと思ったけど、良く考えたらジョンが来るわけないしフリーは大阪だったねw

以下セットリスト
The Mars Volta
2011-08-13
Summer Sonic Tokyo
00 – Fist Full of Dollars(Intro)
01 – Aegis
02 – The Whip Hand
03 – Trinkets Pale of Moon
04 – Molochwalk
05 – Dyslexicon
06 – The Malkin Jewel
07 – Broken English Jam
08 – Son et Lumiere
09 – Inertiatic ESP
10 – The Widow
11 – Goliath

ラスト4曲…これはひどいわ…見たかった

後ろに下がると最終的に意外と客は後ろまで入ってました。

 

 

 

 

 

 

 

ソニック70%くらいの入りだったかな?やっぱりストロークスに流れた人がかなり多そう。
ビーディアイの時点でほぼスタンドまで埋まってたから満員だったんでしょう。
ストロークスはグダるかなと思いきやかなり評判良かったようなので、そろそろハモンドJrでも来てくんないかな。08キャンセルされたのまだ根に持ってるから。

そしていよいよKOЯNである。
ホントの意味で自身のサマソニクロージングアクトであるし、もうどうせ明日から休みなんだから致命傷受けなきゃどうなってもいいやー、って事でズンズン前に行き、最終的にジョナサンの目の前5列目あたりまで行って待機。
ドレッドムキムキマンや刺青全開の裸族たちはどっから沸いてきたんだろか。パフュームやってる間何してたんだよこの人たち。つうか普段何の仕事してんのマジで。

マイクスタンドにがっつり包装かかってるので、
「あ、ギーガー持ってきたんだ」と
みんなにバレてんだから隠す意味はあったんだろか?
ドラムセットの異常に高い位置にあるワントップシンバルからして既にカッコいい。

公演予定時刻が迫るにつれてあちこちから奇声が上がり始める。落ち着け!それは単なる照明のチェックだ!そしてほぼ公演予定時刻、暗転して少しずつチキチキチキチキ…が聴こえ始め、メンバーが登場し”blind”でスタート。

 

 

 

 

 

 

 

この時間帯の中でのKORNはやはりヤバい。もう疲れきってボロボロのはずだったんだが否応無しに体が動く。
ジョナサンはお馴染みキルトスカートでパンチラしまくり(ちなみに中身は黒スパッツ)
不本意な形で昼間の外人さんはオープンウェルカム状態という伏線を回収してしまった。角度的にバッチリだったため目が行ってしまうのが悲しい。

アヴリルみたいに手を左右に振ったり軽快にクネクネしてみたりするジョナサン。マイクトラブル時の「ゆっくり待っててね!」的なポーズといい、
ん?もしかして良く見ると意外とかわいいのか?かわい…くないなやっぱコレ。
ジョナサンってもっと気難しい人かなと思ってただけに、コールを煽ったり客に歌わせるシーンが多かったり終始ニコニコしててかなり機嫌はよかったんじゃないかなと思う。

左ブロックだったため位置的にはフィールディが良く見えた。(逆側のマンキーはほぼ見えず)エイリアン血色のベース弦を張ったおなじみの5弦ベース。スタジオ盤だとドンシャリサウンドなためほぼ硬質なタップ音と異様に低い低音しか聴こえないけども、ライブだとその低音がよりドズンと伝わってくる。よくベース音が「下腹に響く」とか言うが、
KORNの場合
_________________________
<○√

くく
こういうイメージ。
うん、よくわからないけどこんな感じ。

“Pop A Pill”が終わった所で早くもライフゲージが12/100くらいに。ゆったり目な曲の時に自らに(気持ち)ホイミをかけつつ、それでもジョナサンがパグパイプ持って現れた”Shoots & Ladders”では後半にメタリカのOneが入ったりしてまたテンションが上がってしまいまた瀕死になったりを繰り返す。

もうどこで起きてたかさっぱり忘れたが2,3回ウォールオブデスが巻き起こり、それに参加するたびにライフゲージをかなり削られるという罠。
今回KORNを見ようって気になったのが新譜(Ⅲ)の出来が素晴らしかったからってのもあったのでもっと新譜からやってくれても良かったなー。
“Let The Guilt Go”、”Fear Is A Place To Live”とか個人的に好きなんだけど、そこまではやんなかったね。
俺の中でのKORNってⅢ買うまで3rdまでで止まってたから正直その間の曲って良くわからんのですよね。まぁその間は休んでホイミかけ続けてたから最後まで持ったようなもんだけどw

最後のメドレーもクイーンとボクテー以外は全然わからんかったとですw
でも最高だった!
全体通してでは”Got The Life””Pop A Pill”あとやっぱ”blind”は抜群にカッコ良かったなぁ。

アンコール終わった後、ジョナサンはすぐに退場しちゃったけど、フィールディとマンキーはわりと残ってピック撒きやってくれて、「WE LOVE KRN」っていうKORNのOが日の丸になってる旗も披露してくれました(ファンから貰ったのかな?)
フィールディ持ち方反対だったけどねw

ピックはもちろん取れませんでした。というか一生取れる気しないよアレw

 

 

 

 

 

 

 

セットリスト
KORN
2011-08-13
Summer Sonic Tokyo
01. Blind
02. Here to Stay
03. Pop a Pill
04. Freak on a Leash
05. Shoots & Ladders/One
06. 4 U
07. Got the Life
08. Oildale
09. Right Now
10. It’s On!
11. Falling Away From Me
12. Medley [Coming Undone / We Will Rock You / Twisted Transistor /
Make Me Bad / Thoughtless / Did My Time / Clown /]
13. Y’All Want a Single

正味一時間ほどのステージだったけど間違いなく今日のベストアクトはKORNで決まり!
(裏のベストアクトはハッタリカだけどw)

いやはやしかし終演した段階で例のごとく全身汗だく。メタリカタオルも汗だくだったんで記念(?)に幕張の海に投げこもううかと思ったが、さすがに海を汚すのは不味いのでそのまま持って帰る。

終演時で10時30分を過ぎてたのでフードエリアもほとんど閉店。ミッドナイトがあるにせよさすがにこの流れで朝まで踊れる奴は鉄人だろう。
とりあえず人の流れに乗ってたら駐車場に行きそうになったのでUターンし、幕張駅までの間で見つけた自販機でお茶を3本くらい飲み干し、途中で携帯の電池が切れるもとりあえず乗り継ぎを駆使して何とか家についたのが日付変わって2時。

帰りに食った日高屋の味噌ラーメンが死ぬほどうまかった。

 

以上!そんな今年のサマソニでした!

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コメント

  1. 周太郎 より:

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    読み応えがあって面白いレポートでした。
    13日は濃かったですよね。
    メッセのフードエリアは人多かったですね。
    通るだけでも大変で、おかげでMUTEMATHであまり前の方に行けませんでした。
    マリンの方は昼時でも割と空いてました。暑いからでしょうか?
    KORNはオリジナルアルバムは一応全部持ってるので、
    休む間もあまりなくきつかったです(笑)

  2. よし より:

    SECRET: 0
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    何だかんだで切れ目無く1日楽しめた日でありましたね!
    KORNは自分は知らない曲の時は休んでましたんでちょーど良かったですw