ソフトバンクの新サービス「おうちのでんわ」って結構すごくない?

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前回ソフトバンク光の名義変更に出向いた際、おうちのでんわという新サービスが始まったらしいので薦められるがままに契約してみました。

何でも2017年7月に始まったばかりのサービスで、ショップのお姉さんも詳細はよくわからないそうです(オイ

家で固定電話を使っていない人には関係ないのであまり大々的に宣伝しないのかもですね。でもよくよく調べてみると中々革新的なサービスではないかと思ったのでレポートします。

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おうちのでんわってどんなサービスなの?

簡単に言うと「無線の固定電話」です。「え?」ってなりますよね。僕もこんな説明されたらそうなると思いますのでちゃんと説明します。

通信の仕組み

通常固定電話というものはアナログなら壁のモジュラージャック、光電話なら光回線モデムに繋いで使いますよね。どちらも結局はNTTが引いた回線を利用して通信するわけです。

おうちのでんわは、「でんわユニット」という無線ユニットを宅内に設置し、LTEネットワークを通して通信します。LTEというのはスマホや携帯電話で使っている携帯電話のネットワークのことで、ユニットを通して固定電話を携帯電話化しているようなイメージになります。


※上の図そのままのでかさな訳じゃないですよ。大体豆腐くらいの大きさです。

どんなメリットがある?

電話番号は変わらない

固定電話なのでもちろん「03-」から始まる固定電話番号が使えます。そして、転用しても今の電話番号を変えることなくそのまま継続して使用できます。携帯を他社に換える時みたいに番号ポータビリティが可能なわけです。

もちろんFAX番号も変わらないのでそのまま利用できます。(※ただしFAXを送る際は相手FAX番号の前に「0009」を付ける必要があるので注意。)

これまで通りの使用感で使える

一部対応していない電話機もありますが、これまでの電話機がそのまま使えます。もちろん親機子機どちらも使えます。

通話に関しても無料のフリーダイヤル、緊急電話(110とか119)もこれまで通りかけることができます。通話品質について若干の不安があったのですが、意外と気になりませんでした。(最初設置場所を真横にしたせいでめっちゃノイズ入りましたが)

普段使いの使用感としてはこれまでとほとんど変わらないと言っていいです。今の所うちの親からもクレームは上がってきません(笑)

どこでも設置できる

設置場所については上記ユニットと電話を移動させるだけなので電源コンセントがあればどこでも設置できます。無線なので長いケーブルを取りまわす必要もありません。

固定電話を移動させることなんて中々無いでしょうが、長いケーブルをモジュラージャックやモデムから電話まで配線する必要が無いのは何気に便利です。

基本料金がかなり安くなる

おうちのでんわ最大のメリットがこれ、固定電話の月額基本料がかなり安くなります。

例えばNTTアナログ回線だと加入電話でも月1,700円近くかかりますが、おうちのでんわにすると月980円、SoftBank Airかソフトバンクモバイル、ワイモバイルを持ってれば「でんわまとめて割」に申し込むことで、500円まで抑えることができます。

(※追記)現在「でんわまとめて割」でなくても1年間500円のキャンペーンを行っています。

ちなみに適用条件のソフトバンク携帯なんかは固定電話名義人でなくとも契約者が持ってればOKです。

新しいよくあるご質問サイトに移動します

ほとんど固定電話を使わないけどとりあえず持っておきたい、って場合に月額1,200円(年額14,400円)も安くなるのはかなりのメリットです。

新規回線の初期費用がかからない

新規で固定電話が欲しい場合も、アナログ回線だと施設設置負担金(要は名目を変えた悪しき電話加入権)としてNTTから36,000円という天文学的金額を取られますが、おうちのでんわの場合手数料と登録料合わせて1,800円、更にキャンペーンを利用すれば初期費用無料固定電話を使えるようになります。

料金・割引 | インターネット・固定電話 | ソフトバンク
おうちのでんわの料金・割引についてご案内いたします。サービスに関する初期費用、月額利用料金をご覧いただけます。

特にネット回線にSoftbank AirやモバイルWi-Fiを導入予定で固定電話を使いたい場合は、おうちのでんわにしない理由が見当たりません。無線系はこれまで光電話を使えずNTT固定電話を引くしかなかったので、これによって固定電話を使う家庭でも無線系の導入が視野に入りやすくなります。

更に下記のようなキャッシュバックキャンペーンを利用することで、ネットと固定電話を引くのにお金がかかるどころかむしろプラス収入にすることも可能です。新規で導入する場合は是非とも検討してみてください。

余談ですがその昔インターネットが出始めた頃、当時1人暮らしの若者たちは固定電話回線が無ければインターネットが出来なかったため、NTTから電話加入権(上記施設設置負担金)を購入する必要が有りました。
その金額なんと72.000円
どうしてもネットがしたい若者は親に泣きついて加入権を買ったのでした。(しかもその後加入電話ライトプランなんてものが出る始末)
それを考えるといい時代になったもんだなぁとしみじみ感じます。

通話料も安くなる

ソフトバンクのBBフォン/ケーブルライン/ホワイト光電話への発信はすべて無料になります。要はソフトバンク光を使ってるご家庭宛ならすべて無料ってことです。

さらに無料オプションのホワイトコール24に申し込めば、ソフトバンク携帯と固定電話の通話料が24時間無料になります。

ソフトバンク限定とは言え携帯電話との通話料が無料になるのはかなりデカイと思います。固定電話⇄携帯の通話料金って通常1分16円(30分話せば480円)とべらぼうに高いですからね。

上記のホワイトコール24は特にオプション料金がかかることなく無料で利用できますが、自分からショップに行って固定電話に紐付ける契約をする必要があるので知らない人も多いんじゃないでしょうか。

ホワイトコール24 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
割引サービス「ホワイトコール24」をご紹介します。サービス内容やお申し込み方法についてご覧いただけます。

ちなみにその他の固定電話や他社携帯宛の通話料はこれまでと変わりません。

光回線を契約しなくても使える

固定電話の基本料が安くなるというのが最大のメリットだと思いますが、裏の画期的なメリットがこれです。

正直価格に関してはホワイト光電話の方が安かったり(月額467円)するんですが、光電話は結局光回線ありきの契約です。月4~5千円払って光回線使ってくれるならついでに固定電話も安くするよってことです。

それが例えば光回線じゃなくてSoftBank AirやWiMAXみたいな無線通信を使いたいとか、そもそもインターネット自体必要無い人なんかも光回線を契約する必要が無く固定電話だけの単独契約が可能ってことです。

つまりネット回線が無くてもおうちのでんわだけを残すといったことができますので、光回線だけ引っ越したり、今から家の光回線をモバイルWi-Fiだけにしたいって場合もそのまま残すことができます。

NTTの電話回線は廃止されない

前述しましたがおうちのでんわにして番号継続しても、元のNTT回線は廃止されるわけでなく休止という状態になりますので、もしおうちのでんわを解約したい、となった際も元の回線に戻すことができます。(ちなみに光電話にしてた人はそもそも休止になってます)

開通より8日以内であれば、元に戻す費用(4,320円)をソフトバンクが負担してくれる「おうちのでんわ もしもサポート」というサポートもあります。

4,320円で元に戻せるならいいよと思うかもしれませんが、8日を過ぎてしまうとユニットの分割支払いが開始されてしまうため注意が必要です。

ちなみに加入電話の休止手続き自体はソフトバンクがやってくれますので、自分でNTTに電話して廃止手続きとかやっちゃダメです。廃止となると加入権が消失するのでかなり面倒なことになります。

まとめ

単純に大きなメリットとしては「固定電話の月額料が安くなる」と、「光回線を契約しなくても利用できる」ってところですかね。

そもそも固定電話を使わない人は今のご時勢わざわざ契約する意味もないので、元々固定電話を昔から使ってる家庭や、仕事上固定電話が必要になる方がメインの利用者になると思います。

やっぱり固定電話への信頼感というものは根強くありますし、携帯はよくわからないという高齢者だとやっぱり慣れてる家電話の方が安心するところもあるでしょう。それでも普段はめったに使わないのに月々高額な基本料を払うのがバカらしいって場合には検討してもいいサービスだと思います。

と、いいことばかり書いてきましたが僕はソフトバンクからお金をもらってるわけでもないので、今度はデメリットについて下記の記事でたっぷりご説明しようかと思います。世の中おいしい話には大抵裏があるものですよ。

良い事ばかりじゃない!?おうちのでんわの注意点とデメリット
前回の記事通り料金が安くなったり色々と夢のようなサービスに思えるおうちのでんわですが、、、ネットでの評判を見る限り色々とトラブルが起きたりもしているようです。 ここでは良い事ばかりじゃない、おうちのでんわの困ったデメリットを紹介します。