最近我が家の給湯器がぶっ壊れたので交換したんですが、その際に東京ゼロエミポイントというものを申請しました。
今回はその東京ゼロエミポイントの概要を説明します。
なんかこの制度、増税に合わせてこそっと始まったので全然話題になってませんし、自分で申請する必要があるので、知らない人は知らないままなんじゃないかなって思うので参考にしてもらえれば幸いです。
(※追記)
実際にポイント(商品券)ゲットしました。申請方法や注意点についてはこちらの記事を参考にしてください。
東京ゼロエミポイントとは?
「家庭のゼロエミッション行動推進事業(東京ゼロエミポイント)」とは、設置済みのエアコン・冷蔵庫・給湯器を、省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫・給湯器に買い換えた都民に対して、商品券とLED割引券に交換できる「東京ゼロエミポイント」を付与する事業です。
ざっくばらんに言うと10年前にあったエコポイントと同じようなもので、
省エネ家電買った人にポイント(商品券)あげますよって制度です。
地球環境に貢献した人に対するご褒美みたいなもんですかね。まぁ実際電気やガスの消費量が減ればそれだけ自治体にとってもありがたいことなんでWin-Winですね。
これは東京都の事業なので都民のみ対象ですが、こういった省エネ支援策は各地の市町村で独自にやっている場合もありますので、一度自分の住んでるとこの役所のホームページで省エネ支援してないか調べてみてください。大抵何かしらやってると思います。
ちなみに後述しますがこれは同じ増税対策事業であるキャッシュレス5%還元や、国の事業である次世代住宅ポイントとは別で貰えます。
対象となる条件
東京ゼロエミポイントの対象となるにはまず下記3つの条件を満たす必要があります。
②対象の家電に買い替えて
③都内の住宅に設置する
つまり、都民が対象の家電を買って都内に設置するのが条件です。
都民が購入すれば、購入先は大阪のヨドバシだろうが、沖縄のホームセンターだろうが、通販のジャパネットだろうが、ネット通販のAmazonだろうがどこでもいいです。
ただし、設置先は都内じゃないとダメです。例えばほんとは千葉にある東京ディズニーランドに設置しちゃうと対象外です。つまりミッキーは対象となれません(ミッキーがほんとに住んでるかはともかくうわなにをry)
あと重要なのが②の「買い替え」が対象ってところで、何もないところに新設しても対象になりません。交換する必要があるので、例えばエアコンなんかだと買い替えた証明として家電リサイクル券の提出が必要だったりします。
ちなみに元の家電が省エネ家電であるかどうかは問われません。極端な話最新の省エネ家電から、効率が落ちる省エネ家電に替えても対象にはなります。
対象期間
さらにこれに加えて対象期間があります。
つまり消費税10%になってから買ったものが対象になります。なので工事日が10月以降でも、買ったのが9月以前なら残念ながら対象外です。
他、対象は「個人のみ」となるので法人、つまり会社の経費で買ったものなんかは対象外です。
対象家電はどんなの?
対象家電は省エネ基準を満たす冷蔵庫、エアコン、給湯器です。
こちらから検索できます。
ちなみにここに載ってない最新製品でも省エネ基準満たしてれば対象になります。というか、今時省エネ基準満たしてないものなんて売れないから実質ほとんど対象ですね。
給湯器はそうそう買い替えるものでもない(ウチみたいにぶっ壊れでもしない限り)ですが、冷蔵庫やエアコンは買い替えるいい機会になるかもですね。
ポイントはいくら貰える?
10,000~21,000ポイントです。
実際はこのうち1割はLED割引券ですが、他はすべてポイント分の商品券(JTBナイスギフト券)でもらえます。定型出力が大きいもの(値段が高いもの)ほど多くポイントが付きます。
これ、注目したいのが「10,000から」という最少ポイント数の多さで、例えばこんなちっこい冷蔵庫でも省エネ基準を満たしてるので対象となり、なんと11,000ポイントもらえます。
ちなみにこれ価格的に実質タダで冷蔵庫が交換できるってことになる…?
大丈夫か?色々と。
ちなみに申請回数の上限無しなので、同じ人が何回申請してもOKです。買ったら買っただけポイントがもらえます。これも大丈夫なのかな。まぁそんなに交換するものが無いでしょうけど。
申請期限はいつまで?
申請の締め切り期限は2021年3月31日(私書箱必着)を予定しています。ただし、予算の状況に応じて時期が早まる場合は、東京ゼロエミポイント ホームページ等で公表させていただきます。
一応2019年10月から1年半と結構長いスパンでやるんですが、予算を調べてみると37.4億円しかないんですよね。つまりこの分申請終わったら明日にでも終わる可能性があるってことです。
しかし民間企業のPayPayが100億円還元とかやってるの見ると、東京都にしてはちょっとショボイかなって思ってしまいます。(ちなみに東京都の年間予算は7兆円くらいあります。こわい。)省エネなら洗濯機とか食器洗い機とかも対象にしてくれよって思いますけどね。
後述の次世代住宅ポイントは国の事業なので1,300億円という莫大な予算が用意されてます。まぁその分申請がクソめんどくさいんですけど。。
ちなみにPayPayが100億円還元キャンペーンやったときは何と1週間で終わりました(その後さらに延長したけど)省エネ家電という限定された商品とは言え、1年半持つか微妙なところですので、早めに申請した方が良いかもですね。
まとめ
と、東京ゼロエミポイントの概要はこんなもんですが、一番重要なところが「誰も教えてくれないので自分で調べて申請するしかない」ってとこですね。こういう国や自治体がやるポイント還元系にはよくある話です。
しかも書類にちょっとでも不備があればNGとか、審査がガッチガチなんですよ。そんなん見りゃわかるだろ!っていうこともちゃんと記載しなきゃいけないとか。
いやしかしキャッシュレス還元もそうですが、最近の世の中は情報一つでほんと出費って全然変わってきますね。今回もインターネットが無ければ絶対知らないままでしたでしょうし。
中には申請を代わりにやってくれる親切なとこもありますが、申請自体はかなりめんどくさいので教えてくれない販売店も多いです。特にネット販売系だと申請用紙を揃えるのにもあまり協力的でなかったり。業者からしたら手間がかかるだけで特に旨味も無いですしね。
あと最初の方でちらっと触れた通り、次世代住宅ポイントと併用して申請可能なんですが、同時に2つ申請するにはかなりの手間がかかったので、そこいら含めレポートとして別途まとめを公開したいと思います。
でわでわ。
(※追記)
ゼロエミポイントゲットしました。申請方法や注意点についてはこちらの記事を参考にしてください。
その後何とか次世代住宅ポイントもゲットしました。こちらはさらにめんどくさかったので、機会があればそのうち書きたいと思います。
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