1歳の娘と初めてスーパー銭湯に行った話

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自分に子供が出来たら一緒にスーパー銭湯に行きたい。

これは長年の夢でありました。

そんな娘と初めてスーパー銭湯に行った時の話です。

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0歳から入れるスーパー銭湯「仙川湯けむりの里」

通常の銭湯ならともかく、スーパー銭湯は乳児だと一緒に入れない所が多い。大体が「3歳から」とかの年齢制限があるのだ。

そんな中、何と「0歳から」入浴が可能なスーパー銭湯がある。それが仙川にある「仙川湯けむりの里」だ。

東京の深夜まで営業しているスーパー銭湯|天然温泉仙川湯けむりの里
天然温泉仙川湯けむりの里は東京の調布にある家族で楽しめるスーパー銭湯です。当店自慢の天然温泉、岩盤浴、マッサージ、エステで癒されて快適な1日をお過ごしください。深夜2時まで営業しているので、お仕事帰りにもお越しいただけます。

実際まだ1歳にも満たない子供と一緒に入ってるお父さんもたまに見かけるし、ここはとにかくファミリー層が多く安心できる。銭湯デビューにはうってつけだ。

というわけでそんな湯けむりの里に1歳になったばかりの娘と2人で行ってみた。

娘はまだヨチヨチ歩きが出来る程度で、文字通り右も左もわからない状態だ。入口横にある靴箱を開けてはこっちを見てニヤリと笑う。なにアピール?

娘を抱えて階段を上がり、受付横の券売機で手馴れた感じで入浴券を買う。ここは0歳児でも入れる上に、2歳までは何と入浴料が無料である。何たる特権。

大人の入浴料も800円(土日祝は850円)とかなりお手頃であり、近辺のファミリー層の憩いの場になっている。ここはそう、とにかくファミリー、つまり子供が多い。なので1歳の娘がいようが特に違和感無く受け入れてくれる場所なのだ。

ちなみにここは地下に岩盤浴もあり、漫画を読めるスペースもあったりするが、今日は娘がいるので通常の温泉利用だけに留める。

脱衣所で事件は起きた

いつもながらここはとにかく人が多い。脱衣所もむさっ苦しい男で溢れている。

この時何となく娘の様子がおかしいことに薄々気づいてはいた。すごく真顔なのだ。なんというか感情のパラメータがゼロになっているようで、どことなく心ここにあらずといった様子だった。

とりあえず自分がさっさとフルチンになった後、娘の服を脱がせる。まだ1歳なので当然パンツもまだオムツなのだがそのオムツをおもむろに降ろした瞬間に事件は起きた。

OSHIKKO Jaaaaa!!

おしっこジャーである。

一瞬何が起こったかわからないまま2秒ほど固まったが、床に出来上がった水溜りを見てすぐに事態は理解できた。

おしっこをジャーしたのだ。

え、なんで?

思わず発した一言がそれだった。

確かに1歳児だとまだおしっこは普通に漏らすものだということは十分に理解している。ただそれまでうちの子はオムツ外で漏らすことはほとんど、というか全く無かったのだ。親バカかもしれないがちゃんと空気を読める子で、してはいけない場所でおしっこをすることはこれまで全くと言っていい程無かったのだ。

ここで?ここだったの?

幸いなことに事件時周囲にはちょうど人がいない状態だった。頭で考えるより先にタオルをぶわさっと床に叩きつけ、秒で拭き取る父親。もし目撃されていたとしても、「ああタオルを落とされたんだなあのうっかりお父さん」くらいにしか思われなかったことだろう。それくらい速い仕事っぷりだった。タオルぐっしょぐしょになったけど。

どうにも娘はいきなりでかい人間が裸体で歩き回る空間に連れられてめちゃめちゃ緊張していたらしい。その緊張感からくる尿意がオムツを脱いだ開放感で一気に解き放たれたようである。

世の子連れお父さんはこの教訓を忘れないでほしい。子供は緊張するとおしっこを漏らす。ということを。すいませんでした湯けむりの里の人。

娘と初めて銭湯に入ってまずやったことがおしっこまみれのタオルを洗うことというのは想定外だったがまぁいい。ここはかけ湯が無いのでどっちにしろまずは洗い場で体を流すことになるし。備え付けの無料のボディソープをこれでもかと投入して洗いまくる。

娘はすっきりして緊張感が解けたようで、懸命にタオルを洗っている俺を見て「何してんの?」みたいな感じで覗きこんでくる。いやお前の後始末をしてんだよこっちはよ。

さて、自分の銭湯スタイルとしては湯船→露天→(サウナ→水風呂→休憩)×3→体を洗う→出るが基本ルーティンなのだが、娘と入るということはサウナに入れない。これは非常に痛いがしょうがない。娘と入るということはそういうものだ。ああ入りたい。入ってきていい?

ジェットバスに入ってみる

ここのジェットバスはそこまで勢いが強くないので、子供にもちょうどいいだろうと一緒に入ってみた。

娘はこんなアトラクションは初体験なためかめちゃめちゃしがみついてくる。楽しむというより必死で抗っている感じだ。

その感じ、実にかわいい。

いつもなら抱っこすると嫌がって抵抗するパパに「ちょっとアンタちゃんと掴んでなさいよ!」といった様子で必死にしがみついてくる。これは自分にとっても初体験かもしれない。かわいい。来てよかった。

続けて露天風呂にも入ってみる

露天風呂はちょっと座れるような岩場があるので、そこにちょこんと座らせると、

「|д゚)え・・・なに、なんなのここ?」

と周りの人々をじーっと眺めて観察している。初々しいなぁ。外なのにお風呂っていうのは娘にとっては意味がわからない空間だろう。自分もこんな新鮮な気持ちを持った頃に戻りたい。

ちなみにここの露天には畳の休憩所があり、おっさんたちが奴隷船のように雑魚寝で休憩しているが、娘はそっちの方は一度も目を暮れなかった。1歳児でも何となく見てはいけないものだという意識はあるのかもしれない。

てんやわんやの身体洗い

さて、露天風呂側にあるミストサウナくらいだったら入れるかなと思ったが、一通り温泉に入って満足した様子(というか出たそう)なので洗い場で体を洗うことにする。しかしこれがまぁ大変だった。

娘の体を洗うのはまぁいいとして、問題は自分が洗ってる間どうするか?である。じっとしててくれればいいんだが、じっとしてるわけが無い。少しでも目を離せばあっちゃこっちゃ歩き回って行くし、そこらへんにあるものをいじり倒したりするし。というか現にしてるし。シャンプーを食べようとするな。

家の風呂ではおもちゃを渡し画面端に追い詰めてその間にさっと頭を洗うのが常だが、銭湯ではそうもいかない。オープンスペースだから目を離したら知らないおっさんの背中をバシバシシバき倒してるかもしれない。

なのでここで取った方法は足の間で娘を挟み込み、頭を横に向けてさっと洗うという方法である。ヨガかよ。変な体勢になるもんだからまぁ首と腰が痛い。温泉に癒されに来たのに痛める恐れもある苦肉の策だ。

しかもここはシャワーの出が悪い上に1プッシュで湯が出る時間が非常に短い。こちとら早く髪を洗いたいんだ簡便してくれ。しかも場所によっては途中で水になる所まであるしマジで何とかして。

そんなこんなで無事温泉から脱出し、その後脱衣所でコーヒー牛乳を買おうとしたらフルーツ牛乳を押されてしまうという地味なハプニングもあったものの無事完了。最終的には大分慣れたのか落ち着いてないけど精神的には落ち着いていたようです。

お食事処で反省会

ここのお食事処は畳の座敷があって子供の面倒が見やすく非常にありがたい。しかも何気に飯がうまい。スーパー銭湯って何故か食事処がそこらの店よりうまいところ多いんだよね。

ちなみに1歳過ぎというのは離乳食は卒業したけどお子様ランチまでは食えないという微妙な時期なので、今回は娘もちょくちょく食べられるような豚肉のせいろ蒸しをチョイス。やはり食材が柔らかく油を使わない蒸し料理が一番。

しまった中身撮るの忘れた。

ちなみにこれ火が付いてるので娘を抱えながらこれ持ってくるのはかなり大変だった。あーあぶりイカ焼きに黒ビールがうまい。

初めて一緒に来て思ったのが予想通り子供と風呂に入るのはめちゃめちゃ疲れるし大変であるということ。自分がゆっくりするなんてことはできないし、どうしても子供のために行動することになる。というかサウナに入れないのがつらい。入浴料半分くらい損した気分になる。

でも子供と触れ合うにはものすごくいいし、親としての威厳(?)みたいなパラメータも上がる気がする。やはりパパは頼りになると思わせられたような気が何となくする。まぁ覚えてないだろけど。

スーパー銭湯ではオムツを脱いだらまずおしっこをするものとインプットされてないことを祈りつつも、また近いうちに来たいと思う。