※前回の記事はこちら。
さて、前回押し入れの中段を外すところまでやったので、今回は高さを変えて元に戻す工程をやります。ここからがほんとうの地獄でした。
目次
残りの細木と骨組み板を取り外す
中段全体を下げるには奥に残っている骨組み板と縦に入ってる細木を取り外す必要があるのでこれを取り外します。
縦に入ってる細木を取り外す
中段を取り外した際にあった隅の細木ですが、これが下段の縦4隅にも入ってますのでこれを取り外します。これがまぁ地獄でした。
と、言うのもこれ横に入ってる木だと下から上へ外すのでやりやすいわけですが、縦に入ってる木は手前に向けて取り外す必要があるため支点が作りづらく、ものすごく力が入れずらいんです。また、やたらとぴっちりくっ付いているため全然マイナスドライバーが入っていきません。
暑いし浮いてこないし‥もうゴールしてもいいかなと心が折れそうになりましたが、焦らず慎重にやっていきます。縦の木は重量がかかっているからかもろくなっていて折れやすいので
あ
心より先に木が折れました
うまいこと言ってる場合じゃないどうしよう。原状回復が原状回復が。押し入れの改造なんてするんじゃなかった・・・
と、一瞬パニックになりましたが一応前回も言っていたようにこの細木はダイソーに売ってるのでもうこの木は壊して外すことにしました。想定内です(震え声
さらに問題だったのが外したついでに壁紙まで持っていったためもうボロボロです。縦の細木に関しては糊で張り付いていたようですね。道理で外しにくかったわけだわ。
反対側はわりと簡単に外れたのですが、こちらも壁紙を道連れにしたためもうボロボロです。綺麗に剥がすことは不可能なので気をつけてください。木だけに
で、ここまでやって重大なことに気づきました。この細木って今回の目的としては短くすればいいだけなので別に外さなくてよいのでは?
・・・
というわけで奥の2本は20cm計ってノコギリで切って取り付けたまま外しました。
これで良かったんやん!何だったの今までの努力は。
奥の骨組み板を外す
前回中段を外すだけならそのままにしておいていいと言った奥の骨組み板を外します。細木を外して手前の板と同じくネジ止めを外すだけなんですが、これもまぁ案の定、
壁に張り付いていた壁紙が思いっきり剥がれました。あーあーもうボロボロだよ。こうなる危険があるので外さなくていいなら無理に外さない方がいいです。
さすがにこれはこのまま放置できないのでプランBにあった上から壁紙を張るを実行することにしました。どうしようかと悩んでたので想定内です(震え声
色々事故は起きましたがとりあえずこれで取り外しについてはすべて終わりました。
再構築開始
今回の目的は中段を20cm下げて元に戻すことなので、ここからは逆回し工程で押し入れ中段を作っていくことになります。ちなみに先に奥壁だけ壁紙を張ってしまったので写真にちょくちょく写ってますがこの段階ではスルーしてください。
奥の骨組み板を付け直す
奥の骨組み板を高さを下げて付け直します。
縦の細木に関しては既に20cm切り取った状態なので、この骨組み板も20cm下に取り付け直しました。
こんな感じです。
端の穴開いてる部分の上が元の板の下部分だったところです。
この部分が傾いてたりすると最終的に他の部分に緩みが出たりするので、できれば板を一度乗せてみて水平器使って傾きがないかチェックした方が良さそうです(自分はやってない)
細木(縦)を付け直す
これに関しては途中で気づいたように取り付けたまま切り取ればいいため本来は付けなおす作業はやらなくていいです。でも手前2本は外しちゃったんで付けなおします。
まずは細木の長さをのこぎりで20cm短く切ります。
少しでもズレるとどこかで傾きが出たり板が入らなくなったりしそうなので正確に測って真っ直ぐ切るようにしました。
まぁダイソーで買ってきたノコギリなんで全然綺麗に切れないわけで。。ほんとは目の細かいちゃんとしたノコギリで切った方がいいですよマジで。
切り取った方の細木はそのまま中段上で再利用するので取っておきます。
ちなみにぶっ壊してしまった1つはダイソーで買ってきたのに交換しました。
ちょっと色が違いますが大きさもピッタリです。結局何用の木なんだろうこれ。。
切ったら釘で打ち付けていきます。押し入れの裏って空洞になってる部分が多いので打ち付ける角度に難儀しました。2箇所くらいである程度固定できればOKだと思います。
こんなもんでしょう。
手前と中央の骨組み板を付け直す
重要なことを言い忘れましたが骨組み板を取り外した際にどの木がどこにどの方向で付いていたかをちゃんとチェックしておかないと微妙にズレが発生します(実体験)
あとの骨組みに関しては外した逆の手順で元通りにするだけです。
手前の板を取り付けて。
縦4本の骨組みを取り付けます。が、やはり若干うまくハマらなかったりしたのでグラグラする部分は釘で補強する感じでやりました。
ベニヤ板を乗せて細木を取り付ければ完成
あとはテーブル部分になるベニヤ板を載せればほぼ完成。寸法がうまくいってればきっちり元通りになると思いますが、自分の場合やっぱりというか浮く部分が出てきてしまいました。
多分骨組み板が入れ替わったか方向が変わってしまったため(メモってなかった)だと思いますが、もうめんどくさいので浮いてる部分は釘を打って無理やり押し込みました。まぁ最終的に綺麗になってればおkおk。
最後に取り外した横の隅の細木を取り付け、4隅の細木を切った分の穴が開いてますので切り取った細木を打ち付けます。
途中で折れてることになりますが上部分は何も押さえてないしまぁ大丈夫でしょう。一応接合部はボンドを塗っておきましたが。
これにて押し入れ中段の高さを変える作業は完了です。お疲れさまでした。
嫁に見せて「何が変わったの?」と言われたら成功です。
まとめ
中段を取り外すところまではあっさりいけたのですが、下の部分まで外すとなると木が折れたり壁紙が破れたりてんやわんやでした。
まぁおかげでこんな感じに椅子に座っても腕を無理に上げることなく、通常の机と同じ感覚で使えるようになりました。
これだけ見たら何が変わったんだかわからんだろな。。
押し入れの中段を下げる作業自体はこれで完了ですが、作業場としてさらに居心地良くするため次回は壁紙を張ってカーペットを敷いた時の話を書こうと思います。
でわでわ。
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