また庭周りが夏雑草でウザくなってきたので、除草剤を撒いたら核の冬が来た

この記事は約10分で読めます。
Pocket

 

どうもこんばんわヨシローです。

前に庭の雑草に除草剤を撒いたら地獄になった記事を書きましたが。

庭の雑草に除草剤を撒いたら地獄になった
最近家回りの雑草がすごいことになってきたので、いい加減駆除することにしました。 というわけで除草剤というものを試してみようとした時の備忘録です。

あれから約1年、現在どうなったかと言うとですね、


また元通りになりました。

あの後何度か普通に草むしったりしてたんですが、ちょっと油断したらすぐこれだよ。

やれやれ、またやるか。アレ。

スポンサーリンク

雑草なんていらねぇよ、夏。

さて、前回は5月の春でしたが今回は8月夏真っ盛り

連日35℃超えのこのクソ暑い中、草むしりなんてやってられるかよ。

そんなわけで今回も楽しようと買って来ました。

アース製薬の「おうちの草コロリ」です。

最初はラウンドアップの最強版ALLⅢにしようかと思ったのですが、タイミング悪かったのかAmazonで品切れしてたので、近所のスーパーにあったこれにしました。

前回使ったラウンドアップはガチ除草剤でしたが、今回はもうこれでもかと言うくらい「やさしい感」溢れてます。



見てくださいよこのほのぼのパッケージ。イッヌまでいますよ。

一応この除草剤はペットや子どもがいても大丈夫らしいですけど、なんかこれだけほのぼの感出されると逆に怖ぇわ。

今回の挑戦草

さて、この除草剤に挑む今回の挑戦者(草)を紹介します。

まず最初の写真にもあった、一番陽あたりがいい南側メイン部。

前回は5月だったのでヨモギとノゲシがメインでしたが、今回は夏真っ盛りということでエノコログサ(左)オオイヌホオズキ(右)が陣地を分け合っています。

さながら川中島の決戦に挑む武田信玄と上杉謙信を思わせますが、正直他所でやってくれって感じです。

通称「ねこじゃらし」こと、エノコログサは夏雑草でとにかく暑さに強く、連日35℃を超える猛暑の中でも平然としてます。この穂の部分をちぎって手で包んでウニウニさせると「毛虫が出てきた!」みたいになって子どもにバカウケします。

ちなみにこの穂はアワ(粟)の原種なので食べられます。Dr.STONE(漫画)でこの穂集めてラーメン作ってましたね。まぁクッソ不味いんで食べなくていいですけど。

 

デカァァァァァいッ説明不要!!

今回至るところに出没していたオオイヌホオズキ。一体どっから飛んで来たのか、、ちなみにコイツマジで木が生えてきたんかと思うくらいめちゃデカくなります。あと小さい黒トマトみたいな果実がなるのですが、見た目通りので、ついでにこの葉っぱも毒なので食べちゃダメです。ジャガイモの芽でお馴染みのソラニンがふんだんに含まれています。

デカイ・毒・毒と三拍子揃ったこれぞ雑草!って感じで、容赦無く除草剤いけそうです。


もはやお馴染みとなったヤハズエンドウヤブガラシも全体的に散開してます。まぁこいつらはノリの良い後輩芸人くらいどこにでも顔を出すので、もう慣れっこです。

今回こんな感じで色んな雑草が「俺が俺が」って感じで群生してることが多かったです。夏場は暑さと水不足でやられちゃう雑草も多いんですが、日陰だとこんな感じで意外としぶとく残ってたりします。


エノコログサに混じって右の方でフェンスに絡まってるのがヤブガラシ

こういったつる系の雑草はとにかく何かに絡みついてどこまでも伸びていくので、田舎の空き家とか行くともれなくこいつまみれになってます。冬も越すし、後で写真載せときますが根っこが誰か導火線埋めた?ってくらい長くて根絶が大変です。

手入れする暇も無い貧乏な家によく生えてることからビンボウカズラとも呼ばれてます。確かに何となくこいつが生えまくってる家は貧乏そうに見えるので、フェンスとかに絡まってたらマメに外しましょう。

北側に回るとやっぱり今回も出場のドクダミ

前回駆逐したところから一向に生えてこなかったので根絶やしにしたかと思いきや、暑いから日陰に引っ越しただけだったようです。前回ラウンドアップでは枯れるまで2週間と鬼のしぶとさを見せたドクダミ選手、今回はどうでしょうか?

その手前、「大根でも埋まってるんか?」と思うこの雑草、最初ギシギシオニノゲシかと思ったけど、どうもこれタンポポっぽい。かわいらしい雑草の代表格ですが、根は地下50cmあたりまで伸び、葉も千切れやすいので根ごとすっぽり抜くことが難しい雑草。これ系も除草剤が効きにくいんだよなー。

以上、今回の挑戦草はこんな感じです。やっぱ雑草は季節的なものがあるようで、前回猛威を振るったヨモギとノゲシは今回ほとんどいませんでした。しっかしまぁ色々と生えてくるもんですね。

散布レポート

そんなわけで撒いていこう。


今回散布する「おうちの草コロリ」は前回のラウンドアップと同じく、出口がジョウロになってる「そのまま撒ける」タイプです。

ラウンドアップはちょろちょろ出るので腕が疲れましたが、これはバァーっ!と出るので撒くのは楽でした。おじいちゃんと現役小学生くらいの差がありましたね。


ただ、出が良いだけに、調子乗って撒いてたらあっと言う間に無くなりました。慌てて近所のドラッグストアで詰め替え用を購入。

撒いたのは家屋周りだけだったのですが、結局2ℓ+詰替1.7ℓの計3.7ℓ使ってようやく撒ききれた感じです。なので結局使ったのは↓ちょうどこの量。

途中で切れるとめんどいので、撒く際は最初から多めに用意しとくのをおすすめします。

で、前回もそうですがやっぱりどの除草剤でも匂いはありますね。

3日くらい匂ってたラウンドアップ×ヨモギの時よりはマシですが、それでも散布直後は結構臭かったです。何がほんのりハーブの香りやねん。

そんなわけで、また毎日枯れ具合のレポート付けていきたいと思います。

散布翌日(1日目)

天候晴れ。散布から1日経過。さて、どうなったかなと。


え?

めちゃめちゃ枯れてない?早ない?


右側で存在感を放っていたオオイヌホオズキの葉が萎れたインパクトのせいか?

一気に嵩が減りました。エノコログサはまだあまり影響ないようですが、それでもラウンドアップの時よりも効き目が早い気が。


ヤハズエンドウとヤブガラシが群生してたところも既に結構枯れてます。

ヤハズエンドウとか前回結構しぶとかったような気がしたんですが、、これはひょっとしてラウンドアップよりもヤバイ代物なのでは。。


ただ、フェンスに絡まってるヤブガラシはあまり変化無いですね。かけ忘れたかな?実際どれくらいかかったかって分かりづらいんですよね。

ドクダミとタンポポも地味に効果出てますね。ドクダミはまだ少し色が変わったかなと言った感じですが。

今回は8月の真夏日ということで雑草もカラカラに乾いた環境であるため、除草剤が効き易い季節ではあると思いますが、それでも全体的にラウンドアップよりも効果出るのが早い印象です。もうちょっと様子を見ましょう。

2日目

予想以上の結果が出た1日目からさらに翌日。


え、核の冬来た??

シャアにアクシズ落としされた後の地球ってこんなんかなってくらい、エノコログサの葉っぱから穂まで枯葉と化しました。νガンダムの力は伊達じゃなかったんかよアムロ。。


右の緑が残ってる穂は恐らく除草剤が外れた部分だと思うんですが、比較するとホセ戦後のジョーくらい真っ白になってます。何かこう、生気が吸い取られたような。怖い。あのやさしさ溢れるほのぼのファミリーパッケージは何だったんだ。


土嚢近辺の草もさらに枯れてきてます。何となく地表近くの草には効き目が早い気がします。

手前のフェンスに絡まってたヤブガラシも枯れてきてますね。奥のまだ生き残ってるヤブガラシには除草剤が届いてなかったか、日陰なので効き目が遅いかのどっちかだと思います。


こっちのエノコログサは色は変わってきましたが、まだ緑のところも残ってます。こちらは東側なので南側(メイン部)に比べ日光が当たる時間が少ないのが影響してるんですかね。


北側日陰のタンポポとドクダミは昨日からさほど変わりないですね。顔色は悪くなってますが、「最初からこうだけど?」みたいな気丈な振る舞いがまだ見えます。ドクダミはこうなってからがしつこいんですよね。

 

総じて直射日光をガンガン浴びてる南側のエノコログサやイヌホオズキは枯れが早かったですが、ドクダミやタンポポ等、日陰にいて葉に水分を蓄えてる系の雑草はラウンドアップ時と同じく時間かかりそうです。

3日目


この前日夜に少し雨が降ったのもありますが、あんま変わってないです。

2日目のインパクトが強かったせいもあって、3日目以降はあまり変化が見られませんでした。前回もそうでしたが、除草剤は茎まで倒れて跡形なく朽ち果て土に還る、ってまではいかないので、これくらいになったらもう抜いちゃった方が早いです。

 


この辺も2日目とさほど変わり無いですね。ちゃちゃっと早めに枯れやすい奴だけ枯らしたらさっさと除草するのが良さそうです。

 


フェンス側のヤブガラシ、ピンピンしてますね。この辺はやっぱ撒きが外れてた可能性が高いです。

 


タンポポやドクダミも前日とあまり変わりないです。右の方のエノコログサは結構枯れてますが。

1週間後~草むしり

4日目に行きたいところでしたが、この後1週間、絵的にほとんど変化が無かったのでもう抜いてしまうことにしました。

なのでここからは1週間後の除草の様子をお送りします。


まずはメイン部。エノコログサとオオイヌホオズキの根元付近です。

中央上に見える緑のぶっとい茎がイヌホオズキです。実質この一本があれだけの範囲を覆っていました。葉は大体萎れましたがさすがにこれだけ立派な茎まで枯らすまでは至らず。

除草剤って葉と根には効くんですが茎にはあまり効かないので、最終的にこんな感じで茎だけ残りやすいです。

 


エノコログサを抜いたところ。

除草剤は根まで枯らすのであまり土が付いてこず、簡単にスポっと抜きやすくなります。多少根は残りますが、根まで除草剤が効いてれば残った根からまた生えて来る事も無いので、新顔が来るまでしばらくは雑草が生えずらくなります。


地表近くに生えてたヤブガラシの慣れの果て。ミイラ化してますね。

後ほど知ったのですが、ヤブガラシの簡単な除去方として「絡み付いてる草を外して地面に置く」という方法があるらしい。たしかにフェンスに絡んでるのは除草剤が効き辛く、地表に生えてるのは効き目が早かったですね。地球の重力に魂を引かれた連中はいつか滅びるということか、、

 


これ、ロープじゃないですよ。ヤブガラシの根っこです。余裕で2mくらいありました。

しかもこれ導火線のように横に向かって伸びてるので、抜いてる途中で根がちぎれるとそこからまた生えてきます。

こういった残った根からまた生やさないため「根まで枯らす」ことが除草剤の真の役割だったりするわけですが、さすがにここまで長いのに効くのかは微妙。

 


1週間後のドクダミ。

「あれあれ終わりかい?こっちはまだいけるけど?」みたいな顔してますね。もう1週間待てばラウンドアップ時と同じく枯葉と化してたかもしれませんが、また抜きに来るのもめんどいのでもう抜いちゃいます。やはりしぶといですねドクダミは。


最終タンポポ。抜いたときの写真取り忘れましたが根まで結構あっさり抜けました。除草剤が根まで浸透してれば草の形が残ってるうちに抜いちゃった方が綺麗に抜けると思います。

まとめ

そんなわけで今回ラウンドアップとの比較の意味も込めて「おうちの草コロリ」を試してみたわけですが、金額的に半額近いわりには意外と効果はあったと思います。もっと日にち置いてればドクダミももっと枯れてたかもしれません。

ただ、前回ラウンドアップで撒いた量は2リットルだったので、今回倍近くの3.7リットルを撒いてこれと考えるとどっちが効果高いかって言われると微妙ですね。真夏という気候の影響もあるでしょうし。

何かこう長時間かけてジワジワ確実に殺していくというか、効き方がエグいのはラウンドアップで、短時間でささっと済ませたいなら草コロですかね。

どっちにしろ最終的には手で抜くことにはなりますが、草の嵩が減って根も枯れてるから抜きやすくて楽だし、簡単に土固めしとくだけでも数か月は何も生えてこないんで、普通に草むしりするより楽したい場合は除草剤おすすめです。

ではでは。最後までお読みいただきありがとうございました。

関連記事

スポンサーリンク
日常
スポンサーリンク
いちかばちか

コメント