さてさて、前回までで一先ずデスク代わりとなる押し入れ中段の改造は終わったので、今度は見た目を改善するべく壁紙を貼ります。もう後戻りはできない…!
目次
壁紙を貼るコツは「振り向かない」こと
カッコ良く言ってますが要は「後先考えずにやれ」ってことです。
何度も言ってますがウチは賃貸です。賃貸には原状回復という大きな壁があるのですが、前の記事の通り中段を外す中で壁をボロボロにしてしまったので、もうガチの壁紙を貼ってごまかすしか無くなってしまいました。
通常賃貸であれば許可を取らない限り絶対ガチの壁紙は貼らないでください。大家さんに怒られても知りませんよ。今は剥がせるフリース壁紙というものも売ってるのでそっちをおすすめします。
購入した壁紙について
そんなわけで購入したのは以下の壁紙です。何となくブルー系の色にしたかったのと、糊付きの奴で探して一番良さそうなのでこれの10番を購入しました。フリーズ壁紙でもリメイクシートでもないガチの壁紙です。
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m単位で買えるので7m買って送料含め4,200円でした。押し入れ全面の表面積を計算して7mになったわけですが、よくよく考えると中段の下側とか貼らなくてもいい(結局貼らなかった)ので5mくらいでも良かったかなと思います。
ちなみにオプション品の「地べら」や「なでバケ」があればすっごく便利で綺麗に出来ると思いますが、自分は適当にそこらへんのもので代用しました。ただ、貼ってる時に痛感したのは、「切れ味のいいカッター」と「地べら」はマジであった方がいいということ。
特にカッター超重要です。綺麗に貼れるかどうかはほぼカッターの切れ味次第でした。
さっそく届いた
最初忘れてたんで何事かと思いました。壁紙だこれ。
幅は1mで外巻きで丸めてあります。のり付け部分には透明のフィルムが貼ってあります。
広げるにはこんな感じで結構広いスペース必要なので注意。
糊付きなんでこのフィルムと壁紙の間に糊がついてるわけですが、想像してたシールみたいなぺらっとめくる様な感じじゃなくてガチの糊がついてます。ガチの糊って何だよって自分でも思いましたが、要は水糊ですね。結構たっぷりついてます。
ちなみに保存する際は最初のように外巻きに包んで、入ってたビニール袋に入れ直してきっちり密封しとけば1年くらいは糊が持ちます。
ちゃんとビニールに寸法も書いてあるし、ご丁寧な貼り方説明書があるので特にわからない所は無かったのですが、問題はその通りにちゃんと貼れるかってとこですよね。
とりあえず適当にハサミで切って(貼ってから切り揃えるので大きめに)まずは押入れの奥側から貼ってみます。
さっそく貼ってみる
はい、こんな感じで貼り付けました。
うまく貼り付けられたかより「ほんとに貼って良かったのかな?」というちょっとした不安感の方が大きかったですが、意外と簡単に綺麗に貼れました。
ちなみに下まで貼り付けてないのはどうせ中段で下側は見えなくなる(この部分は前回の中段を組み直す前に貼りました)から貼らなくていいと思ったからですが、どうせこんな中途半端にやるくらいなら貼っとけば良かったなとちょっと後悔してます。
剥がせる壁紙じゃなくてガチ壁紙にした理由は「経年で剥がれてくる」という心配もあったからなのですが、さすがにガチ壁紙は全く剥がれる気配がありません。というかこれ一生剥がれないんじゃないか。
ほんとはなでバケでやるところの空気抜きもダイソーで買った変な板でちょっとなでるだけでぴったり綺麗に貼り付けることができました。スマホのディスプレイに貼るアレみたいに変に空気入るとかはほぼ無かったです。よくできてるなぁ。
前の記事にも書きましたが押し入れには四隅に細い板が入ってるので、それも被せる様に貼りました。この角の所は地べらがあればめっちゃカッターで切りやすいので絶対あった方がいいです(自分はここもダイソーの板でやりましたが)
ちなみに左側にある青いビニールは張り合わせ用のビニールです。この壁紙は左端にビニールが2重で付いていて、この青いビニールを付けたまま貼り合わせ、切り揃えてから剥がすことで繋ぎが綺麗にできるようになってます。
この勢いで他の壁にも貼っていこう
もう一度貼ってしまったら後戻りできなくなって逆にすっきりしたので、他の面にもドゥンドゥン貼っていきます。これから毎日壁紙を貼ろうぜ!
途中までになってるのは押入れの上段があるためで、一先ず途中までのサイズを計って貼っています。隅についてはもう上から被せました。ほんとは被ってる部分はカッターで切ってぴっちり合わせるんですが、逆に失敗して下地が出るよか被せた方がいいかなと。
ここも左の壁紙と被る箇所は本来カッターで切り揃えるのが正しいのですが、僕はもう諦めました。
というのも糊が付いてて壁紙が結構ふやけているため、カッターで真っ直ぐ綺麗に切るのって結構難しいんですよね。こう、カッターを極限まで寝かせた状態でゆっくり切る必要があるのですが、ちょっとでも気を抜くと壁紙がビリっと破けちゃうわけですよ。
そのせいで被ってる部分がもっこりなってますが、まぁパッと見わからないしこれでもいいんじゃないの?壁紙職人さんに見られたらめちゃ怒られそう。
もうこまけぇことは気にすんなの精神で左側も同じように貼っていきます。前回綺麗にカッコよく貼るとか言ってたことはすっかり忘れました。
左側にはちょっと問題がありまして、リビングのエアコンダストケーブルがこんなとこを通ってやがるんですよね。この下を通すのに相当苦労しました。
まぁ一応水糊って貼り付けた後も多少は動かせるので、微調整しつつやったら最終的にはうまくいきました。
んでこれ、画像で見るとわかりずらいと思いますが、実はこの被る部分の切り揃えにチャレンジして失敗したので、壁紙を細く切って上から補修してます。カッターで切ってたらこうビリっといっちゃったんですよねハハッ。
そんなこんなで一応貼り終わりました。実際は上の段の壁を貼ってないわけですが、もう何と言うかこの頃には精魂尽き果てていたので、現実逃避してPUBGしてたら「どうせあまり見えない部分だしこのままでいいんじゃ?」という悪魔の誘いにまんまと乗ってしまいました。
なので上部分はこんな状態のままです。すいませんここも後でちゃんとやります。気が向いたら。
※追記
数ヶ月経ってからふと思い立って天井部分まで貼りました。ここまでやっときゃ大家にもバレないでしょう。
壁紙を貼ってみての感想
最初はどうなることかと思いましたが、素人が初めてやったわりにはいい感じに貼れたなという感じです(プロの人が見たら怒られる出来ですが)
糊が乗ってると結構重いし、たわんじゃうしで真っすぐ貼るのは大変でしたが、貼って即くっ付くわけではなく微調整もある程度できますのでそのへんは助かりました。
ただ色々と自戒の念も込めて素人が壁紙貼る際の注意点や思った事なんかをまとめときます。
思ったより時間かかる
単純に今回の壁紙貼る作業で2時間くらいかかりました。
この2時間というのは届いた壁紙を広げて説明書とにらめっこしてサイズ測って、という工程も含むわけですが、今回貼ったのは押し入れ内なので端の細木や段差に合わせて事前にその形に切り揃えたりする作業に苦労しました。測ったはずなのに全然合わないとか。。
単に真っすぐな壁ならもう少し短縮できたでしょうが、結構高い部分に手を伸ばすことになったりするので女性一人とかだと厳しいかも。貼り合わせの部分とか超難しいので。。
道具はちゃんとしたものを使う
道具はちゃんとしたのを使いましょう。「こんなもんダイソーで全部揃うやん」とケチったことで苦労したり失敗したりします(実体験)
千円出せばこういう壁紙貼りセットが買えますので、持っておくと色々と役立つと思います。
色選びは慎重に
あとちょっと失敗したなと感じたのは壁紙の色で、個人的にもっと濃いコバルトブルーくらいの方がインスタ映えしそうで良かったんですが、あまり濃いと貼った感バリバリ出てしまうのでちょっと日和ました。
ただまぁ普段めったに僕のセンスを褒めない嫁が珍しく「ええ色選んだやん」と絶賛してたので、これはこれで良かったんだと思いますが。実際質感とかは安物感は全然無くて元々の部屋の壁紙と同じくらい良い質感です。賃貸じゃなきゃこれでリビングの壁紙も全部貼り換えたいくらいですね。
やはりプロに頼むのが一番※
ちゃんと綺麗に貼るならやはりプロのクロス職人にお願いした方が良いと思います。単純にワンポイントで貼るとか、今回のように目立たない押し入れとかならまだいいですが、目立つリビングの壁全面を貼り換えるとかは素人ではまず無理です。特に貼り合わせの部分は超難しいので、素人がやるとまず間違いなく失敗します。
失敗するとまた労力も途方もないと思うので、それなら最初からプロにやってもらうのが一番かと思います。
さて、一先ず壁紙も貼り終わったので次回は床部分の処理としてタイルカーペットを敷いた時の話を書きます。このシリーズも次回で完結です。
ちなみに今回貼った壁紙は以下です。いい感じの色がいっぱいあるし質感も安っぽくなく、1mから買えるし安いので個人的におすすめです。
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